REVIT のウエアは、たいへん良くできている。
デザインもカッコいい。
オランダのブランドで、日本ではなかなか手に入らないのが難点。
バイクウエアは、日本のブランドでさえもワンシーズン売り切りで流通量が少ないので、「これイイな」と思ったらすぐにゲットしないと手に入らなくなる。
安全性を考えるとレザーウエアが好きなのだが、既にREVITのレザージャケット&パンツを所有している事、そしてレザーウエアは暑い&寒いに対応力が低い事も良くわかり、さんざん考えた結果、快適性を重視してテキスタイルのウエアにする事にした。
そして、5年ほどリサーチした結果、たどり着いたのが、レブイットのSAND3のジャケットとパンツ。
SAND2も良かったが、リサーチしてるうちにモデルチェンジして、SAND3になった。(;^_^
重視したのはもちろん、かっこよさとデザインだが、安全性と快適性も重要視して、REVITは良いと判断した。
最近人気のアドベンチャー系のスタイルに、珍しいブルーのジャケットに一目惚れしたのが正直なところ。
REVITは、プロテクター系がしっかりしている。
ヨーロッパのCE規格をパスした独自のプロテクターを展開している。
10年前に買った、REVITのジャケットも、CE規格のすごくしっかりしたプロテクターが装備されていたが、現行モデルは、水色のプロテクターで、昔のより柔らかく、ハニカム構造になっていて、空気の通りがよさそう。ってゆーか昔のREVITのプロテクターは、空気穴が全くなかった。
通気性を良くしてなおかつCE規格をパスする対衝撃性を備えているという事だろう。
昔から日本系のバイクウエアは、なぜかプロテクター系がものすごく適当なものが多い。てか、プロテクターなんか付いてないヤツも多い。
特に量販店で買えるバイク用ジャケットやパンツに付属のプロテクターは、スポンジみたいなヤツがほとんどで、事故の際に体を守る機能があるようにはとても見えない。
では、別売りのプロテクターはどうか? というと、そちらは表面が固いプラスチック製のプロテクターが多く、ぱっと見強そうだが、表面が固ければ良いという訳でもない気がするし、事故の際には割れたプラスチックが体に刺さるんじゃないか? って気もする。
2018年現在でもまだ喫煙できるレストランがあり、途上国でさえ安全基準をパスできない軽自動車が新車販売の半数以上という日本は、昔から安全や健康に関してはかなり無関心である。
SAND3のパンツの膝のプロテクターを外してみた。
SAND3のジャケットは、なぜかバックプロテクターだけ別売りになっている。
バックプロテクターを入れるためのポケットだけがついている。
こちらが別売りのREVITのバックプロテクター、TYPE RV Mサイズのジャケットには、サイズは04のプロテクターが適合。
柔らかいが、がっつり分厚くて重いバックプロテクターである。
最近流行のチェストプロテクターも無いし、ポケットも無いのだが、
レース用のレザースーツにバックプロテクターとチェストプロテクターだけ無いのと同じ理由で、チェストプロテクターとバックプロテクターは、ベストみたいなタイプのヤツを背負ってから、ジャケットを着る前提なのかもしれない。
その方が好みに合わせることもできるし、大きくて高性能なバックプロテクターを簡単に装着/脱着できるので合理的でもある。
SAND3の気に入った快適機能は、この通気窓というか、ジッパーを開けて外気を取り入れるインテークが多い事。
胸に2カ所と背中にも2カ所、パンツにもモモのところに2カ所ある。
一見ポケットに見えるが、ジッパーを開けるとメッシュの裏地から走行風を取り入れて体を冷却できる訳だ。
このくらいデカいのがイイのだよ。
また、腕のジッパーが、袖から脇くらいまで、ガバーっと開くので、これは良さそうだ。
あとは、いろいろくっつけられるストラップ付きもイイね。
SAND3のジャケットもパンツも、3重構造になっていて、サーマルインナー(あったかいヤツ)と、防水インナーが脱着式で付属している。
アウターのジャケットは防水じゃないようで、通り抜けた水を防水インナーで内部への侵入を防ぐ、という事のようだが、自分はインナーは多分外して使います。
今までもそうでした。
インナーは、ダウンなりフリースなり、他にもっと高性能であったかいウエアを自分で調節した方が具合が良いし、防水に関しては、レインスーツを上から着た方が良い気がする。
防水インナーは、薄いので、防寒用に常備しても良いかもしれない。
SAND3のジャケットには、インナーを収納できる大きなポケットが背中についているのだ。v(^^)v
インナーが、ダウンとかでもっとまともなヤツなら良いかも?だが、残念だがこのレベルの品質のインナーなら、無い方が良い。
防水インナーに関しては、使ってみないとわかりませんが、こちらもGORETEXとかで好みのものを用意した方が良い気がするが、ガチで海外でアドベンチャーツーリングやるなら内側に防水ライナーを着ておく方が良いのかも。
SAND3のパンツ:
定番の股間の防水/防風フラップ?
と、お尻の滑り止め?
すねから下はジッパーでガバッと開くので、オフロード用のブーツでも使いやすいでしょう。
ベルクロで絞る事もできる構造。
ジャケットとパンツが連結できるジッパーが付属。
他に所有している、REVITのレザージャケットとパンツにも付いているが、使ってみると意外と不便なので、自分は多分連結して使う事はないと思われる。
SAND3パンツもジャケットと同じ素材のサーマルインナーと防水インナーが付属している。
これだけあれば、冬用のオーバーパンツもいらないかも。
重い。(>_<)
特にジャケットはずっしりと重いです。
生地がかなりしっかりしている上、プロテクターもしっかりしていて、インナーも入れて3重構造だし、それらを繋ぐためにご丁寧な金属のスナップやジッパーがたくさん付いているし・・・。
量販店系のバイクウエアしか着た事無い人はちょっとびっくりするくらい重いです。
まあ、薄くて軽くて安くて、安全なんて魔法のバイクウエアは無いのだよ・・・。
あと、ヨーロピアンサイズなので、サイズ感は要注意です。
REVITのウエアは結構研究してますので、ホットワイヤードで注文して、買ってくれる方はお問い合わせくださいね。(^^)
実は本日届いて開封しただけで、まだ使ってないのですが、(;^_^
今週末のツーリングで、10月の気候でどんな感じか試してみます。(^^)
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