MARSHAL MODEL1969 Aキャビネットのオーバーホールと補強と2発化の続きです。
その1はこちら。
経年劣化でボロボロのMARSHALLの1960 Aキャビネットをオーバーホールして、ついでにクラプトン仕様的な2発仕様にするのに加えて、キャビネット内部に補強を入れて、制振処理などの音響的なチューニングを施して音質向上を狙うのが、今回のキャビネットの改造の目的です。
その1で、2発化までのプロセスと、バーチで作成したバッフルボードが完成しました。
次は、キャビネット自体の強度を上げるために、内部に補強を入れます。
分解してみるとよく分かりますが、MARSHALLのキャビネットはあまりしっかりした作りとは言えず、大きな薄い板で組み立てられているだけで、スピーカーボックスとしては強度が足りないと思われます。
箱鳴りもMARSHALLの味とも言われるかもですが、今回のキャビネット改造のコンセプトは2発化とともにスピード感と音の正確性を向上させる目的としては、スピーカーボックスとしてのキャビネットの補強は非常に効果的なのです。
そこで、
今回のご依頼主のSTUDIO601様と共同開発しました、
MARSHALL Aキャビネット補強用スタビライザー 。
名付けて、「ツッパリ野郎1号」です。(^^)
何回も試作品を作って、試行錯誤の検証の結果、サイズや形状を決定しました。
前面のバッフルボードを縦方向のハリで補強して、背面のパネルとビスで固定してつっぱります。
背面パネルの真ん中をスルーにした改造キャビネットには、2本足で対応します。
ただ強く補強すりゃいいってわけじゃなく、MARSHALLらしさを損なわない様に程よく補強しないといけないのが、楽器の難しいところです。
角材ではなく、板材を貼り合わせて出来るだけ楕円に近い形状にしたり、角を丸く加工したり、音響的なパフォーマンスを向上させるための地味な工夫が盛り込まれております。
「MARSHAL A/Bキャビネット用スタビライザー」は、市販化の予定ですので、通販でも購入していただけるようになります。(^^)
MARSHALL MODEL1960 キャビネットのバッフル面の制振処理:
2発化して面積が増えた、MODLE1969 Aキャビネットのバッフル面には、ダイポルギーという制振/防振材を施工しました。
カーオーディオで言うところの、デッドニングですね。
ダイポルギーはカーオーディオのデッドニングでも使う材料です。
MARSHALL MODEL1969 Aキャビネットのオーバーホールには、MARSHALL純正部品の新品を取りよせて、純正部品の新品に交換します。
スピーカーケーブルはウミヘビです。
MARSHALLのロゴも純正部品を取り寄せて新品を取り付けます。(^^)
もちろんスピーカーに被らない様にマウントは作り直しています。
MARSHALLのロゴも純正部品を取り寄せて新品を取り付けます。(^^)
もちろんスピーカーカーに被らない様に土台は作り直しています。
改造/オーバーホールが完成して、誇らしげに佇む、MARSHALL MODEL1960 Aキャビネットです。(^^)
これで気持ち良く大音量を鳴らしくれます。
MARSHALL キャビネットのオーバーホール、改造、2発化、クラプト仕様は、ホットワイヤードまでご相談ください。
More photos on HOT WIRED official facebook page:
https://www.facebook.com/pg/hotwiredjp/photos/?tab=albums
フォトギャラリーは、HOT WIRED の FACEBOOKページでご覧頂けます。
https://www.facebook.com/pg/hotwiredjp/photos/?tab=albums
HOT WIRED co., ltd. all rights reserved 2020
*********************************************************
HOT WIRED (ホットワイヤード)
〒455-0801 愛知県名古屋市港区小碓(おうす)1-424
TEL:052-355-9669 FAX:052-355-9449
営業時間:PM2~ PM8、不定休
424-1 OUSU MINATO NAGOYA AICHI, JAPAN 455-0801
TEL:81-52-355-9669 FAX:81-52-355-9449
http://www.facebook.com/hotwiredjp
http://www.youtube.com/hotwiredweb
*********************************************************