ヨーロッパ発祥でドイツに本部があり、世界統一規格のハイエンドカーオーディオコンテストとして、世界中で開催されている、カーオーディオ コンペティション・EMMAの審査員(ジャッジ)として、台湾に行ってきました。
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EMMA台湾の様子を動画でもご紹介しております。
EMMA TAIWAN 2023:国際ハイエンドカーオーディオコンテストの音質審査員として、台湾に行ってきました! DAY1:
https://youtu.be/bml1ahyvEKA
EMMA TAIWAN 2023:国際ハイエンドカーオーディオコンテストの音質審査員として、台湾に行ってきました! DAY2:
https://youtu.be/EiCMO0GkMD8
EMMAとは、(EUROPEAN MOUBLE MEDIA ASSOCIATION)の略で、
世界中で同じ音源を使用し、世界統一のルールブックに則って、指定の訓練を受けてライセンスを取得したジャッジ(審査員)が審査をして、カーオーディオの音質を競うコンペティション(コンテスト)です。
現在では、ヨーロッパだけでなく、アジア各国も公式にEMMAに参加して、世界統一ルールでの公正かつ正確なハイエンドカーオーディオコンテストで音質を競いながら、切磋琢磨しています。
ホットワイヤード代表の三輪は、2014年にEMMAの公式インターナショナルジャッジの資格を取得して以来、日本以外の海外のカーオーディオのコンテスト(コンペティション)にも、審査員として参加させていただいております。
その時の様子はこちら!
今回は、EMMA台湾から、ジャッジ派遣の依頼があり、カーオーディオの音質審査員として台湾のカーオーディオコンペティションに参加させていただきましたので、その様子をご紹介したいと思います。
まず、EMMA台湾への音質審査員としての参加が決まった時から、
「コンテストが終わるまでは、現地のカーオーディオ関係者と一切接触しないように」
という、お達しが来ており、私も個人的な友人を含めて、意識的に台湾の誰ともコンタクトしないようにしていました。
1週間前くらい前になってにやっとジャッジメンバーが公表されました。
5人のジャッジは全員外国人です。
なんと、
空港へのお迎えも送迎も何にも無くて、大阪から応援に駆けつけてくれた、「カーオーディオクラブ」の高橋社長と合流して、コンテスト会場がある台中まで、スーツケースを引きずって、自力でMRTと新幹線を乗り継いで行く、と言う10年ぶりの台湾は難易度の高い旅になりました。
空港の観光客向けの抽選で悠遊カードが当たりました。(^^) 25000円分も入っていました!
なんだか大袈裟で厳しいようにも感じますが、よく考えてみれば、カーオーディオのコンテストに対してできるだけフェアで公正にやりたいと言う、台湾のカーオーディオ業界の姿勢が伺えます。
自国の狭いカーオーディオ業界の中だけで、自分たちで作ったカーオーディオを自国の業界内だけで審査しているようでは、自作自演+自我自賛の域から出れないわけで、
その国の業界のレベルアップにも、個人のスキルアップにも繋がらず、公平でレベルの高いコンペティションが成立するはずがないわけです。
審査員が全員外国人というのは、フェアで公正かつ正確にカーオーディオの音質審査をする唯一の方法
である事は、どこの国でも間違えなく事実なのです。
経験豊かなフィリピンのヘッドジャッジのJINOさんが遅いフライトで、全員が揃ったのは、深夜12過ぎ・・・。
ここからジャッジミーティングと実車を使っての得点のすり合わせなどで、ベッドに入ったのは午前3時過ぎ・・・。
明日は、朝6時起きなんですけど・・・。
(実は、この日私は単独行動に出た上に、財布を落して、所持品が悠々カードだけになり、帰国を覚悟して、途方に暮れるている私を、とてつもなく親切な店員さんがGoogle翻訳を駆使しながら、助けてくれた上に、警察署まで運んでくれて、地球一親切かつ優秀でイケメンの台湾の警察官達と世界一正直かつ親切なタクシー運転手さんと、なんと台湾政府から「あなたの財布が見つかりました」というメールがiPhoneに届いて、わずか2時間で財布をリカバリーして、奇跡の復活を見せたものの、深夜のミーティングに遅刻した上に、実車での模擬審査に1時間もかけてしまった私のせいですと言う裏事情は内緒にしておいてください)
週末の2日間にわたって行われる、EMMA TAIWAN 2023のスタートです。(^^)
こんなかっこいいネームプレートまで作っていただきました。(^^)
世界各国のカーオーディオカーの音を視聴して、評価させていただく、音質審査員のお仕事は、何よりも自分自身のスキルアップに繋がります。
世界には、日本の常識では考えられない、遥かにレベルの高い高音質を実現しているカーオーディオがたくさんあるのです。
画像では全く伝わらないですが、
とにかく、暑いんです・・・。
日本だって死ぬほど暑いですが、それでも想像すらできない次元の違う暑さで、命の危険を感じるレベルの暑さです。
車内はエアコンで冷やしておいてくれていますので、車外で行う取付審査の担当ジャッジよりはマシですが、審査が始まれば、風量は下げますし、
トーナルアキュラシー(TORNAL ACURACY)以降の審査項目は、
「エンジンを止めて、音質審査をします」
ので、車内は数分で熱地獄と化します。
※国際ルールで、音質審査はエンジンを止めておこなう事が規定されています。
ヘッドユニットは、ほぼ全ての車にアンドロイドナビが搭載されていました。
EMMAのコンペティション用の音源の再生は、アンドロイドナビヘッド以外に、iPhoneやDAPなどの携帯端末が多く、USBメモリーを使う人もいましたが、CDを再生する人は一人もいませんでした。
台湾のカーオーディオは、CDは完全に絶滅していました。
印象的だったのは、フロント3WAYのミッドレンジ用に、2インチくらいの小さいミッドレンジスピーカーを使っている車両が多かったことです。
とにかく暑くて死にそうな1日目のEMMA台湾のジャッジのお仕事をなんとかクリアして、
1日目は、音質審査のみを担当させていただきましたが、2日目の明日は音質審査に加えて、取付の審査員も担当させていただくとのことで、今日より暑い目にあうのが怖いです。
南国でのカーオーディオ審査員は体力勝負です。
EMMA台湾 2日目に続く・・・。
EMMA台湾の様子を動画でもご紹介しております。
EMMA TAIWAN 2023:国際ハイエンドカーオーディオコンテストの音質審査員として、台湾に行ってきました! DAY1:
https://youtu.be/bml1ahyvEKA
EMMA TAIWAN 2023:国際ハイエンドカーオーディオコンテストの音質審査員として、台湾に行ってきました! DAY2:
https://youtu.be/EiCMO0GkMD8
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