MERCURY CAR AUDIO のスピーカー&アンプとサウンドナビプレミで3WAYマルチを組む

三菱サウンドナビで、マルチアンプ、3ウェイマルチシステムを組む。

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既にサウンドナビは取付済、フロントスピーカーもアンプもサブウーハーも搭載済のカーオーディオ上級者ユーザー様です。

が、しかし、どうにも音質的に満足できない。

既に数店舗のカーオーディオプロショップで、いろいろな高級カーオーディオを施工済ですが、

どうにも満足できない・・・。

「本当のハイエンドカーオーディオはもっと良い音なのではないか?」

ホットワイヤードでは良くある種類のご相談です。

なので、今回はちょっと詳しく説明してみます。

 

 

現状を把握する(お客様に音を目で見てもらえる)為に、アナライザーで測定してみました。

ぐちゃぐちゃですね・・・。

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周波数特性だけがすべてではないですが、ココまでばらついていると、キレイな音にはなりません。

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FOCAL のフロントスピーカーがイマイチで、思い切って購入したとおっしゃっていました、

三菱の最高級スピーカー、DS-G500。

16万円くらいします。

サブウーハーも三菱の20万円くらいする、最高級サブウーハー。

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カーオーディオプロショップとしては正直に言いにくいのですが、

高いスピーカーの音が必ず気に入るというわけではありません。

手に取って作りを見てみて、しっかりしたフレームに大きなマグネットのスピーカーは性能が良いです。

スピーカーとパワーアンプは海外ブランドをお勧めします。

三菱サウンドナビ PREMI は、プロセッサーを含むすべての機能を2DINに収めた、オールインワン ナビとしては大変便利で優秀なヘッドユニットです。

わかりにくいカーオーディオ機材やブランドのチョイスのご相談もプロショップの重要な仕事/責任と考えています。

 

 

ドアのデッドニングは、ちょっと残念なデッドニングが施工済ででした・・・。

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サービスホール部分だけ埋めて、わざわざ回りを切り取ってあるので、鉄板との接着部分はエッジの部分だけになり、既にはがれ落ちてきています。空中にデッドニング材が浮いているだけでは鉄板の制振がまったくできないと思われます。
この様なデッドニングの施工を見るといつも不思議に思うのですが、サービスホールの形に切り取って残ったデッドニング材は捨てているのでしょうか?

 

デッドニングは、ショップそれぞれのノウハウがあります。

HOT WIREDでは、できるだけ、ドアの鉄板全面に一枚張りで貼り、強く密着する様にローラーで丁寧に圧着することで鉄板を制振して、音質向上/断熱/遮音/車内の静音化に効果があると考えています。ドアの形に切り取って余ったデッドニング材料も捨てません。2重でも貼れば良いと思っています。

オーナー様と相談の上、赤いデッドニング材をわざわざ剥がして捨てるのももったいないので、2重に貼る事にしました。(^^)

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ダイアトーンの DS-G500 はまだ買って間もないとの事でしたが、期待していた音質とはかけ離れているので、思い切って取り替える事になりました。

ハイエンドカーオーディオで一番重要なのはフロントスピーカーなので、今度こそ失敗したくないとの事で、色々とご相談した上で、今回セレクトしたのは、

MERCURY CAR AUDIO の ハイエンドクラスのスピーカー、K62 2WAY セパレートスピーカー。

K62:150,000円(税別)

 


ドアの中に隠してしまうのがもったいないほどのマグネットの美しさ。

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付属のグリルもアルミの削り出しで、コレ使わないなんてもったいない美しさである。

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くどいようですが、アルミのへアライン仕上げの付属のパッシブネットワークまで美しくて、隠しちゃうのはもったいない!

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キラキラの、K62 のツイーターが美しすぎるのだ!

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ちなみにこちらは、MERCURY CAR AUDIO のミドルクラスのスピーカー、C62 2WAY セパレートスピーカー、85000円(税別)

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ずっしり重い大型のマグネットが高性能を物語っている。

カーオーディオのスピーカーが良い音かどうかは、手に取って作りを見てみるとだいたい想像がついたりもします。

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と、いうわけで、最初はインナー付けの予定でしたが、オーナー様のご希望で、ドアにはアウターバッフルを制作して、ミッドベースのスピーカーをインストールすることになりました。

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ツイーターは角度をつけて、Aピラーに埋め込みしました。
DSPで調整する事を考慮して、角度を考えました。

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ピラーやドアに黒のレザーを貼って仕上げます。

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「時間はかかっても良いので、今回こそは妥協のないサウンドクオリティーに仕上げたい」

とのご要望で、オーナー様といろいろ相談しながらじっくり作業を進めました。

 

パワーアンプは、MERCURY CAR AUDIO の MS904 の4CH.アンプでフロントスピーカーをマルチドライブして、

サブウーハーは、MERCURY CAR AUDIO の MAXX10 10インチ デュアルボイスコイル サブウーハーを使用し、

同じく、MERCURY CAR AUDIO の MS1500 のモノラルアンプのマルチアンプシステム。最大出力1500W-1Ω。

MS904は、大変めずらしい、ハイブリッド真空管アンプです。

パワフルかつ、どこか暖かい、高級感のある音質が自慢のモデルです。

マニアックな話ですが、MS1500は、サブウーハーをあえて600W-8Ω 接続にして、音質重視のセットアップにしました。

 

 

もうひとつのお客様のご希望として、

「車内のスペースをできるだけ犠牲にしたくない」

「トランクにも物を置ける様にして欲しい」

と、という事でした。

軽自動車でこの条件を満たして、大型のパワーアンプ2台と10インチのサブウーハー、その他もろもろをインストールするのは、かなり難易度が高いですが、

いろいろ検証しながら、オーナー様とご相談上、

パワーアンプ2台は、リアシートのしたに斜めにスラントさせて取付けしました。

 

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これなら、車内スペースの犠牲がない、アンプの放熱の問題もない、足で踏む事もない、せっかくのカッコいいアンプだからまったく見えなくなるのはイヤだからちょっとは見せたい、

すべての条件をクリアーできました。(^^)

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LEDの間接照明もつけました。(^^)

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カスタムインストールですが,言わなきゃ気づかないくらいスマートに取付けられています。(^^)

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しかし、制作過程は地味に大変で、とても時間がかかってしまいました。(^_^;)

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ウーハーボックスは、トランクの床下に収めて、グリルもワンオフで制作しました。

 

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18ミリ厚と21ミリ厚のMDFを組み合わせて、推奨容量十分なウーハーボックスには補強を入れて、ディープな重低音とスピード感のあるベースサウンドを目指します。

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カーゴスペースのフロアーに埋め込んだサブウーハーの完成。

カスタムカーオーディオ!って感じですね。

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でも,こちらもワンオフのグリルをかぶせると、どこが改造してあるかわからない、まるで純正のような仕上がりにしました。

この様な手法を、「ストックインストレーション」とか、「ヒドゥンインストール」とか呼びます。

荷物も普通に置いて使っていただけます。(^^)

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スピーカーを取付ける為のインナーバッフルを削り出しています。

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  ホットワイヤードの集中治療室に長期入院していただきました。(^^)

 

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パワーアンプのゲイン調整です。

オシロスコープの波形を見ながら、歪みのない音楽信号での最大出力を設定します。

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こちらが歪んでしまってダメな波形。

 

サウンドナビの最大出力は1.7V。ヘッドユニットも最大で使用できるボリュームを知っておく必要があります。

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パワーアンプのゲイン調節のダイヤルってどうしてこんなにちっちゃーいのでしょうか?

スゴく作業しにくいですよね・・・。

 

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ほんのちょっと動かしただけで、こんな風に思いっきり歪んでしまいますので、ゲイン調整は大変シビアです。

耳で聞いて適当にグリグリ回してできるものではありません。

アンプのゲインが狂っていると、ヘッドユニットのボリューム全域で歪んだ音を聴いている状態になりますので、注意してください。

小さな音量でも、歪んだ信号の音楽を聴いている状態になります。

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パワーアンプのゲイン調整などの基本設定がきちんとできてから、やっとDSPのサウンドセッティングに入ります。

 

タイムアライメントがビシッと決まると、ダッシュボード上にピンポイントフォーカスで、広くて奥行きのあるステレオサウンドステージがふわっとキレイに展開します。(^^)

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車内の周波数特性も、低音から高音までが大変滑らかに減衰して、これ以上できないレベルに理想的に調整できました。(^^)

低音もしっかり20Hzまで伸びきっています。

ウーハーボックスの設計はうまくいったようです。(^^)

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CX-3 マツダ純正BOSEサウンドのスピーカー交換

CX-3 マツダ純正BOSEサウンドのスピーカー交換のご紹介です。

※R62は、2019年以降モデルチェンジして、CE165となっております。

 

CX-3用のスピーカーセットのご紹介では、同じく MERCURY CAR AUDIO の、CE165-BOSE をお勧めしているのですが、R62はツイーターが小さいので、純正位置に収める事が可能なのです。

BOSE対応スピーカー MERCURY CAR AUDIO CE165 マツダ純正BOSE HOT WIRED 名古屋 ホットワイヤード

CX-3用スピーカー+インナーバッフルセット CE165-BOSE:95000円(税別)の通販 の詳しくは、こちら!
http://www.hotwired.co.jp/blog/?p=9117

CE165-BOSEは、ツイーターが小型で、CX-3の純正ツイーター位置に収まるタイプのスピーカーセットです。

 

 

BOSEサウンド付きCX-3用のスピーカーセットは、2種類あります。

CE165 が、エントリーモデルで、ツイーターが小さくて、純正グリル内に収まるタイプ。

C62 が、上級モデルで、ツイーターが大きくて、ピラーへの埋込加工が必要になるタイプです。

 

 

今回ご紹介するのは、 C62-BOSE + インナーバッフルのセット:115000円(税別)です。

CX-3専用のスピーカーセット+ツイーター埋込加工済みピラーの通販です。

 

大型のツイーターで、純正位置に収まらないタイプのスピーカーセット、C62-BOSEを取付ける場合のご紹介になります。

 

BOSE対応のスピーカーは、NDロードスターやアクセラやCX-5 のスピーカー交換でも大好評の、MERCURY CAR AUDIO の、C62-BOSE です。

 

 CX-3の純正ツイーターは、ダッシュボード上の両サイドの丸いグリル中です。

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しかし、C62は、ツイーターが大きくて、無加工で純正位置に取付けるのは難しいので、Aピラーに埋め込むことをご提案しています。

CX-3用のインナーバッフルとスピーカーのセット通販するのは簡単ですが、問題はツイーターをピラーに埋め込む加工をどうするかです。、

そこで、NDロードスターの通販でご紹介しているのと同じ方法をご提案させていただきました。

 

 

マツダ純正部品でピラーを取り寄せて、ツイーター埋め込み加工を完成した状態で郵送する事にしました。

※マツダ純正の新品のピラーが2千円くらいなんです。

コレなら、お客様自身でピラーの脱着をしていただくだけで取付け可能ですので、DIYができる方なら比較的簡単にCX-3のスピーカー交換が可能です。

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手作りなので、地味に時間がかかります・・・

早めにご予約頂けると助かります。m(__)m

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レザーシートの色など、車内のインテリアにこだわりのあるオーナー様と、ピラーの仕上げの素材や色でご相談の結果、黒のスエードで仕上げる事にしました。

 

CX-3のピラーにツイーターを埋め込んで、スエード仕上げで完成。(^^)th_IMG_1358

ツイーターとピッタリのサイズに制作してありますので、お客様自身で取付けするときは、ギュッと押し込むだけで完成です。(^^)

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こちらは、BOSEのドアスピーカーと交換する為の、C62のミッドスピーカーです。

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ドアスピーカーを取付ける為の、インナーバッフルは、純正位置とピッタリに制作されていますので、こちらもお客様ご自身でネジ3本で取り付けできます。

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CX-3用のインナーバッフルも、C62-BOSEのスピーカーのサイズとピッタリに制作されていますが、ミッドスピーカーは押し込むだけじゃダメですよ、ネジで固定してください。

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 必要なネジやスピーカーケーブル等の部材、工具等はご自身でお好みの物を用意願います。

 

ツイーター埋込が完成した、CX-3のピラーは、箱に入れて梱包して郵送します。

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本日お客様からメールを頂き、問題なく取付け完了したとのご連絡をいただきました。(^^)

ありがとうございました。

 

CX-3用スピーカーとインナーバッフルのセット(C62-BOSE):115000円(税別)

ピラーにツイーター埋込加工一式:60000円(税別)

黒のスエード仕上げ:20000円(税別)

合計:195,000円(税別)

 

CX-3のスピーカー交換、スピーカーセットの通販のご相談は、メールまたはお電話にて、お気軽にお問い合わせください。

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※弊社の取扱商品は、プロショップ、改造車/DIY愛好家向けの改造部品です。多少の工夫と工作技術が必要である事をご理解の方のみ、自己責任でご使用ください。

 

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IASCA 用のサウンドセッティング/音調整のご依頼 IASCA JAPAN FINAL 2017/ACG FINIL 2017

IASCA のコンテストに参加する為の車両のサウンドセッティング/音調整/サウンドチューニングのご依頼です。

アイアスカとは、アメリカに本部を置く、国際規格のハイエンドカーオーディオのコンテストです。

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10/22 富士スピードウェー にて開催予定の、IASAC FINAL へ参加されるオーナー様は、前のクルマでは IASCAの地方選はほとんど全部エントリーしたと言う、カーオーディオ上級ユーザーのオーディオカーです。

IASCA/EMMA/ACG FINAL 2017

EMMA,IASCA,ACGの各クラスへのエントリーはこちらから!

HOT WIREDのデモカーのBMWは、EMMA JAPAN の金額無制限マスタークラスで3年連続優勝を果たしました。(^^)

http://www.hotwired.co.jp/blog/?p=7157

 

他店にて取付/施工のカーオーディオの、サウンドセッティング、プロセッサーの音設定のみ出のご依頼ですが、大歓迎です。

三菱サウンドナビプレミのサウンドセッティング一式:35000円(税別)

 

 

開けてビックリの、超ど級の高級オーディオがカスタムでインストール済です。

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トランク一杯に、MOSCONI のパワーアンプが2台。

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ドアには、モレルのミッドウーハーがアウターバッフルで取り付け。

 

スピーカーは、MOREL の3WAYセパレートスピーカーです。

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ピラーには、モレルのミッドレンジとツイーターが埋め込みで加工取付け。

 

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実は以前に、サウンドナビの音調整のご依頼でご来店頂き、プロセッサーの調整をやらせていただいたお客様です。

ナビ音調整でとても音が良くなった事を実感していただき、再度サウンドチューニングのご依頼を頂きました。

今回は、コンテスト(IASCA)に特化したセッティングも作って欲しいとのご依頼です。

前回ご来店時のサウンドセッティング時に、音の歪み感、ミッドレンジの出力不足など、アンプのゲイン調整の必要性を認識していましたので、今回は、アンプのゲイン調整、スピーカーの位相設定、ヘッドユニットのゲイン調整も実施する事を提案させていただきました。

 

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サウンドナビにはめずらしく、ボリューム27で歪みはじめました。

しかし、最大出力が1.8Vありましたので、まったく問題ありません。

実はボリュームの数字の表示はあくまで目安で、正確にはあてにならなくて、

日本製のナビヘッドでさえ、この様な個体もありますので、めんどくさいですが、実機を測定しての正確なサウンドチューニングをオススメします。

27がMAXのヘッドユニットである事を知った上で調整/使用する事ができる様になりました。

 

MOSCONI のパワーアンプの正しいゲイン調整の方法。

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オーナー様もアンプのゲイン調整作業を手伝っていただきましたので、オシロスコープの波形や最大出力電圧の測定なども見ていただけたの、興味のある方には面白いと思います。(^^)

 

信号が歪みまくりのアンプのゲインの状態:

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音楽信号に歪み成分がない、キレイな波形。

歪む直前の最大出力に設定するのがコツです。

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遠方の方のご要望にお答えして、パワーアンプを郵送でゲイン調整するサービス開始! 詳しくは、こちら!

http://www.hotwired.co.jp/blog/?p=11688

 

 

次に各スピーカーの位相を測定しました。

「スピーカーの配線の接続、位相は確認済」とのお話で、前回の調整では位相の測定はやりませんでしたが、

今回実際に測定してみたところ、ツイーター以外のすべてのスピーカーが逆相に接続されていました。

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スピーカーの位相の判断は、耳では困難ですので、このような位相チェッカーという測定器で測ります。

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カーオーディオの配線には、ケーブル、アンプ、ネットワーク、スピーカーなど、たくさんの機器に+/-の接続がありますので、どこかで間違えれば、全部逆相になってしまいます。

実は機械に記載の+/-の表示自体が間違っている事もめずらしくないのです。

(ちなみにスピーカーの+/-は逆に配線しても壊れる事はなく、スピーカーが前後逆に動く様になります。変な音になるけど、一応音は出ますので、気づかないでずっと逆相の音を聞いている人が意外とたくさんいるのです。「なんか変かな?」と思ったらまず最初にスピーカーの位相を確認してください。)

なので、表示をあてにしないで、かならず最終的なスピーカーからの出音を測定して、判断する必要があります。

スピーカーの位相の測定一式:10000円(税別)

 

 

 

 

さて、取付と配線を正しくやり直して、アンプのゲイン調整を完了したところで、一度試聴していただきました。

この時点で既に、思っていた以上の違いを体感していただけましたので、良かったです。(^^)

 

 

アンプのゲイン等の基本的なセッティングが完了して、ここからやっとDSP/プロセッサーの調整に入ります。

今回は4日間お預かりしました。

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またまた、話がそれちゃいますが、カーオーディオのサウンドセッティングは、

「エンジンを止めた状態でやるのが基本」です。

 エアコンもオフです。

 

ホットワイヤードでは、クルマごと空調の効いたガレージに入れて、大型のCTEKをつないで、SUPPLY MODE で、十分な電源供給をしながら音調整をします。

※コンテストに向けた音調整では何時間もオーディオの電源を入れたままの状態になりますので、電源の供給は非常に重要なのです。

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そして、こちらがサウンドナビプレミのプロセッサーのサウンドセッティングのご紹介です。

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コンテストでハイスコアを取る為には、タイムアライメント調整が非常にシピアになります。

ボーカルはダッシュボード奥のセンターにピンポイントで定位して欲しいのです。

なおかつ左右の広がりはクルマの幅を超えるほど広大なサウンドステージを目指します。

またその中間も正しく再現されていなくてはなりません。

上級ユーザーのお客様は、問題点も既に認識されていますし、良くなった点も細かく評価していただけます。

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こちらはX/O、クロスオーバーの調整画面。

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なんと言っても特に重要なのは、こちらの、グラフィックイコライザーの調整です。

サウンドナビは、左右独立の31バンドのグラフィックイコライザーを搭載しています。

 

31バンド イコライザー調整画面:

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イコライザー調整は、運転席にマイクを立てて、RTAで測定します。
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こんな感じで、調整/設定できました。

(IASCAなどの国際規格のコンテストでは、重低音もしっかり出ていないとダメです。)

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IASCAのコンテストでは、SQ,RTA,SPL と3種類の周波数特性を作ります。

SQとは、音質審査用の事で、この設定は普段聞く為にも最適の設定となります。

 RTA審査とは、サウンドシステムの調整能力を測る為、できるだけフラットな周波数特性を実現できるシステムがハイスコアを獲得します。


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SPL審査は、音量の大きいシステムがハイスコアなのですが、コレは単にバカでかい音、という意味ではなくて、良いサウンドシステムは「良い音を大きな音で再生できる」能力がある事も重要なのです。

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サウンドナビ プロセッサーのサウンドセッティング方法 MOREL 3WAY+MOSCONIアンプ

デジタルプロセッサーのサウンドセッティング/音調整のご依頼です。

三菱ダイアトーン サウンドナビ プレミ200/SOUNDNAVI PREMI 200

他店にて制作のオーディオカーの音調整のみのご依頼です。

他店にて購入/取付のカーオーディオのせウンドセッティングのみのご依頼が非常に多いのです。、DIYユーザーも大歓迎です。

 

ダイアトーン サウンドナビの音調整一式:35000円(税別)

ご予約、お問い合わせは、メールにて。

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スピーカーは、フロントにMOREL 3WAY + MOSCONIのパワーアンプ×2台 + 10インチのウーハー

のかなりの本格的な4WAYマルチシステム。

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サウンドナビ プレミ200

は、フロント3WAYスピーカー+サブウーハーまで制御する事ができます。

 

 

モレルのミッドレンジとツイーターは、Aピラーの埋め込まれています。

 

 

 

 サウンドナビの調整用に制作した、特製の伸びるタッチペン。(笑)

コレがあれば、頭の位置を動かす事なく、調整のボタンが押せるわけです。(地味)

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イコライザーはまったく調整されていないようで、何も設定されていませんでしたので、調整後の体感も大きいと思います。

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RTAのマイクを運転席に設置して、周波数特性を測定します。th_CIMG6512th_CIMG6511 

31バンドのグラフィックイコライザーを調整していきます。th_CIMG6514

 

ミッドレンジとツイーターのゲインがあっていないようです。

んー、アンプのゲイン調整もした方がいいですね。

サウンドナビは、各スピーカー出力のゲインも調整できるので、大変便利です。

クロスオーバーの方も組み合わせての調整を行ないました。

3WAYスピーカーの音調整はたいへん難しいのですが、なんとかこんな感じで調整できました。

おおよそ理想的な周波数特性に仕上がっていることグラフを見てわかります。

(実はココから聴感での調整も入れます。)

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音調整前は、センターイメージの定位がフォーカースしていないのが、特に不満だったとのオーナー様のお話でしたが、

左右、中央はもちろん、ダッシュボード上に展開するサウンドステージの位置関係が正しく整って、奥行きの位置関係も再現できる様になりました。

ダッシュボードが多くて、奥行きが深いクルマですので、サウンドステージの奥行きが再現しやすいと思います。

センターのボーカルの定位も、ダッシュボードの中央の奥にフォーカスしています。

右と左も、低音から高音まですべてがダッシュボード上に揃ってきました。

 

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DSPのサウンドセッティング完成です。

オーナー様に試聴していただきました。

『明らかに良くなった」、「耳障りな音だったのが、整ってイヤな感じがなくなった」

ありがとうございました。(^^)

 

来月には、トランクに搭載の、モスコニのパワーアンプのゲイン調整をする事になりました。(^^)

 

 

 

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NDロードスター カスタム BOSEスピーカー交換 社外のバケットシートにもヘッドレストスピーカー取付

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NDロードスターのスピーカー交換 純正ボーズ

デッドニング

ツイーターをピラーに埋込

 

NDロードスターのオプションのマツダ純正のBOSEサウンドは、ヘッドレストの中にもスピーカーが埋め込まれています。

うまく制御されている為、普段はあまり意識することもなく、不自然な鳴り方でもなく、「なくてもいいかな?」思う方もいるようですが、

ナビの音声だけではなく、DVDシアターやサラウンド感の演出、ルーフを開けたときと閉めているときの音響の制御にも需要な役割を果たしています。

バケットシートなどに取り替えてしまうと、ヘッドレストに内蔵のスピーカーはつけられない場合が多いのですが、こちらのエスケレートのバケットシートは、内蔵スピーカーを移植する事が可能です。

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4点シートベルトを通す為の穴の裏側に、スピーカーを内蔵する為のカバーとステーが固定できる様になっていて、ヘッドレストスピーカーをそのまま移植できる様になっています。

ヘッドレストスピーカーがちょうど頭の真裏くらいに来る様になっています。

4点シートベルトを通す為の穴からスピーカーの音が抜けてくる様になっています。

NDロードスターにフルバケットシートをつけたいけど、BOSEサウンドのヘッドレストスピーカーを殺したくない人には最適なバケットシートですね。

 

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今回は、ヘッドレストに内蔵のBOSEのスピーカーをアップグレードしました。

40ミリのフルレンジスピーカー、MERUCUY M40   ¥50,000ー(税別)

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エスケレートのバケットシートのステーを改造して、ひと回り大きなスピーカーを取付ける為のリングを固定します。

 

 

 

BOSE純正のサブウーハーも交換しました。

BOSEのウーハーボックスをデッドニング&音響チューニングします。(^^)

もっさりしたBOSE独特の低音を改善する為です。

スピード感のあるタイトな低音を再生できる様になります。

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フロアー全面デッドニングは、クルマが静かになりますの、少し高級なクルマの様になります。

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ツイーターはピラーに埋込,ブラックのレザーで仕上げます。

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オーナー様のご承諾を頂きましたので、 後日頂きましたメールより、スピーカー交換/デッドニングのインプレ/感想を「原文のまま」ご紹介します。

実際の使用は

ソニーウォークマン"NW-ZX100"をポータブルアンプ"Cayin C5 AMP"を、AUXで接続し
て使用しています
ポータブルアンプを間に挟んでいるのはBASSの底上げです

【ツイーター】
今まで聞こえなかった音が聞こえます
また、音の伸びが長く感じられる様になりました
ただ、なじむまで時間がかかるのかクラシックのソプラノ歌手が頂点あたりで籠る感
があります
欠点と言うものではないですが、でっぱりが気になります

【フロントスピーカー】
ツィーターとの効果だと思いますが、音の伸びが段違いですね
「こんな音が鳴っていたのか」と思う事が多いです

【ヘッドレストスピーカー】
交換時にお話しさせて頂いていますが、フロントが強くなったのか存在感が薄く感じ
られてのですが、馴染んだのか違和感がなくなってきました

【ウーハー】
曲にもよると思いますが、クラシックやジャズ類では違いはあまり感じられませんで
した
フロントが強すぎるのかも知れませんが・・・

【デットニング】
効果絶大ですね
3割ぐらい静かになったと思います
次は風切音をどうにかしたくなりますね

これから車とは数年付き合う訳ですから交換して良かったと思っています
本当にありがとうございました

 ありがとうございました。(^^)

取付け直後の音質でも劇的なグレードアップが体感できますが、

スピーカーのナラシが終わって馴染んできますと、高音は角が取れてナチュラルになりますし、ウーハーやドアのミッドベースも、馴染んで動きが良くなり、角が取れて、伸びのある、ディープな低音も鳴らす様になります。

 

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