BUELL XBモデル用 ビューエルの熱対策・内股を焼くエンジンの熱風を遮るサイドカバー/サイドパネル/カーボン製の遮熱板

BUELLオーナーなら誰でもご存知の、エンジンからの熱、内股を焼く熱風対策、ビューエルの熱対策のカーボン製の遮熱板のご紹介です。

 

 

※Chromeで画像が表示されていない場合は、Safariなどのブラウザーをお試しください。スマホの場合は、ブラウザモード、スマホモードなどをお試しください。

 

 

ビューエルは空冷エンジンの1200ccですから、発熱量が半端無くて、両サイドの開口部からエンジンの熱を排気する構造になっており、ちょうど内股にあたる位置からエンジンの熱風が強烈に出てきます。

冷却用のファンが回るとさらに強烈に熱風が排出されてきます。

そしてこれがちょうど太ももの内側くらいの位置にあたって、熱いのです。

「暑いではなく、熱いのです。」 ジーパンが燃えそうな熱さです。

我慢して乗っていると、低温やけどで青あざになりますので注意してください。

 

信号待ちなんかで、ファンが回っていると、もう熱風地獄です。

 


そこで、その開口部を防ぐ為のカバー、遮熱板が数種類販売されているのですが、実際に取り寄せてつけてみると、ボテッとしていて、とてもかっこわるい!
BUELLのせっかくかっこいいフレームまで大きく覆ってしまう物ばかりであまりかっこ良くないので、できるだけ最小限のサイドカバーを制作してみる事にしました。 

th_IMG_0502th_DSC03506 th_DSC03507(変換後)

 

装着画像:BUELL XB12S

取り付けは両面テープで貼るだけ。(^^)

フタしてしまって、冷却は大丈夫か?とか、両面テープだけで取れないか?とか、
大丈夫です。10年以上使用していて問題ありません。
(更新:20年以上使ってまだ大丈夫です。)

 

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サイドがきっちり密封できるので、熱風はリアサスの付け根からリア方向に抜けていきます。 

 

HOT WIREDオリジナルの、BUELL用カーボン製サイドカバー・ビューエル用遮熱板です。

BUELL XBシリーズの必需品!
ベストセラーのサイドカバー! 

MADE IN JAPAN

サイドからの熱風を防ぐサイドカバー カーボンバージョン! 

ビューエル乗りなら誰でもご存知の、内股を焼く熱風を遮る為のサイドカバー・遮熱板です。 

buell xbシリーズは、エンジンの熱を両サイドの穴から抜く構造になっており、電動ファンが回ると熱風がちょうど内股にあたる位置で激しく放出されるため、 コレがないとBUELL XBは足が熱くて乗れないのです。 

コンセプトは、BUELL XBシリーズのアイデンティティーである、フレームとシートフレームにかぶらないようにすることと、なるべく存在感の無いようにする為に最小限の面積で熱風を遮断できるように工夫されています。 

透けて見えるほどきれいな折り目の、本物のカーボン製で非常に強く、軽量です。
日本国内生産。made in japan
在庫切れの際は製作に、少しお時間をいただきます。 

取り付けは強力両面テープで貼付けるだけの簡単取付け。(両面テープ等は別途ご用意ください。) 

このサイドカバーを取付ける事によって、熱風のほとんどを遮って、リアへ流してくれます。 

取付参考画像は2007年式BUELL XB12Scgです。 

左右2枚セットの価格です。 

新品。 

※ヤフオクでも販売しています。BUELL XB カーボン サイドカバー で検索してください。

SSモデルは左側の取付は問題なく可能ですが、右側はブレーキマスターが干渉する為、取付には加工が必要との情報をお客様よりいただきました。 

マスターが干渉する部分さえカットすれば使用する事が可能です。 

装着確認済車両、XB12S、XB12Scg、XB9S、XB9SX。

その他のモデルにも小加工で取付可能と思われますが、自己責任でご判断願います。 

価格:18,000円(税別)左右ペア

送料全国一律1,000円(一部遠方地域は除く)

ご注文は、メールにて。
hotwiredweb@gmail.com

 

 

BUELLの情報を、HOT WIRED CHANNEL のYoutube動画でもご覧いただけます。

https://youtube.com/playlist?list=PLHF3uLgU2M1ebJHhrdUonxzHJKnJQ_UtA

 

 

※インストーラー募集中

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BUELL XB12Scg スイングアームのベアリング交換

BUELL XB12Scg スイングアームベアリング交換のご紹介です。

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ビューエルの弱点のベアリング。

ホイールベアリングは、タイヤ交換の際に見えるので、見た目で気がついたり、ハンドルが振れる様になって交換したりします。

スイングアームもベアリングで支えられています。

スイングアームのベアリングは、壊れて動かないなんて事にはまずならないのですが、気づかないだけで、実はかなり動きの悪くなっている個体が多いようです。

ビューエルの乗り心地を良くしたい方にもオススメです。

 

ビューエルは、スイングアームの中が空洞になっていて、オイルタンクとして使われているので、スイングアームの中にエンジンオイルが入っています。

その為、オイルを抜いて、オイルラインもはずして、と、スイングアームの脱着は大変な作業になります。

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このBUELLも、スイングアームのベアリングは壊れてはいませんが、サビサビのベアリングが出てきました。

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サビサビのベアリングは固着していて、ベアリングプーラーで抜くのもかなり大変でした。

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スイングアーム側もできるだけキレイにして、新品のベアリングを挿入。

純正のベアリングよりも、シールの耐久性が高い仕様のベアリングを手配しました。

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スイングアームのベアリングの交換方法:

最初にまず、左側のベアリングは完全に奥まで圧入します。

右側のベアリングは奥まで入れてはいけません。

真ん中のカラーが、ガチガチで動かななってしまうとダメなんです。

ガタガタ動くほどユルくてもダメで、なおかつ押し込みすぎて動きが悪いのもダメ、カラーが中心でちょうどいい具合にフリーでストレスなく回る具合に絶妙に打ち込む必要があります。

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ピボットシャフトもアップグレードすることにしました。

こちらはブーンモーターサイクルさんの、BUELLL XB用、クロモリのピボットシャフト。:2万円くらい

見えなくなってしまうのが残念なほどの美しさのクロモリビボットシャフトは、強度が強くて、なんともグニャッとしたビューエルの足回りの強化に効果があります。

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自作のビューエル専用ジャッキスタンド。(^^)

BUELLは、マフラーの下にジャッキをあてて持ち上げる構造なのですが、このスペーサーを噛ますと、マフラーに傷つける事もなく、とても安定してジャッキアップができるのです。

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今では入手困難な、BUELL純正のレースマフラー。

中古でボロボロのサビサビでも新品より高いプレミア価格で取引されている。

色々な社外品マフラーがありますが、やっぱり、性能、音質ともにコレが一番である。

カスタムでクロームメッキをかけてあるマフラーは、ピカピカでキレイ。

今の時代となっては、レースマフラーの爆音はちょっと・・・なのですが、このビューエルは、出口に細工をしてバッフルが入れられるように加工してありましたので、音量を抑えてあるので、ちょうどいい感じでした。

 

 

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ビューエル用 ハンドルライザー/ハンドルアップスペーサー BUELLのライディングボジションを楽にする・ インチとミリの変換アダプター

BUELLのカスタムを色々と考察して、提案している、名古屋のカスタムショップ「HOT WIRED」から、ビューエル用のハンドルライザーのご紹介です。

ハンドルアップスペーサー・ハンドルライザー

ビューエルのハンドルの位置を高くする為の物です。

 

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buell スピードセンサー 車速 speed sensor tps リセット ecmspy 燃調 インテーク インジェクション スパークプラグ ビューエル xb12s ハーレー純正 スロットルワイヤー スロットル アイドリング 不調 不安定 フケが悪い インテークシール 負圧 漏れ リーク センサー osセンサー スロットルセンサー 吸気 排気 全開抑制装置 リミッター HOT WIRED 名古屋 ホットワイヤード buell japan ハンチング バックファイヤ アフターファイヤ ファイア 息継ぎ ecu マップ erom rom コンピューター delphi

BUELL XB HOT WIRED画像


 

ハンドルが低すぎで、手首が痛い、腰が痛い、首が痛い、ハンドルが近すぎる/遠すぎる、などのライディングポジションの悩みを解決する為の、ハンドルライザーです。

汎用スペーサーですので、BUELL以外の車種でも取付可能です。
ミリとインチの両方に使用でき、変換アダプターとしても機能します。

 

レプリカバイクのセパレートハンドルを取り外して、バーハンドルを取付けて、アップハンドルにする事を、

「セパハンをバーハンにしてアップハンにする」と略して言ったりします。

元々バーハンドルのネイキッドバイクでも、ハンドルのポジションを上げて、楽なライディングポジションにしている人はたくさんいます。

ちょうど良い形のハンドルバーが見つかれば良いのですが、コレが実は至難の業で、

ハンドルバーは星の数ほどたくさんの種類があるので、ちょうど良い感じで高さだけ上がるバーを探すのがとにかく大変で、何度ハンドルバーを買ってもイマイチになってしまう。

何より、あのチャラいアルミの汎用ハンドルバーがついたビューエルの見た目のダサいこと・・・。

高さが良くても、垂れ角、絞り角、幅など、すべての要素をあわせるのは不可能に近く、自分も色々なハンドルバーを試してみましたが、結局メーカーがさんざんテストして結論に至った純正ハンドルが一番良いポジションだったりします。

おまけにブレーキホースやクラッチケーブルの長さが足りなくなったりして、ハンドルまわりのパーツをごっそり取り替えるはめになったりする。

特にBUELLは、ハンドル周りが異常にコンパクトで、特に難しいバイクです。

垂れ角や絞り、長さ幅などの全て要素を含めると、結局純正のハンドルバーの形状がベストだと思われます。

「付くことだけ」を優先してハンドルバーを選択しても、最適なポジションにならないし、車体に干渉してしまったり、ピッタリのハンドルバーを見つけられずに純正で妥協している、あるいはポジションはツライが見た目重視で社外のハンドルバーで妥協している、そんなオーナーが多いと思います。

 

そんなライディングポジションの悩みを解決するのが、ハンドルライザー。

 

BUELL純正のノーマルハンドルを使ったままで、ポジションを約50ミリアップできるのが、こちらのハンドルライザーです。

社外のハンドルバーでも使えます。
ミリとインチの両方取付可能で、変換アダプターとしても使えます。

純正ハンドルバーを使えば、高さだけ上がるので、幅や垂れ角、絞りなどの心配は無用で、スタイリングにも違和感が出ません!

取付自在なので、ハンドルが近くにするとか、少し遠くにするとかもできちゃいます。

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※Chromeで画像が表示されていない場合は、Safariなどのブラウザーをお試しください。スマホの場合は、ブラウザモード、スマホモードなどをお試しください。

 

 

もうピッタリサイズのハンドルバーを探す必要はありません。

純正でも社外でのハンドルバーでも取付け可能。

逆にライザーで上げといて、ローポジションのバーを付けて下げるカスタムもありです。

 

ビューエルのハンドルクランプは、斜めにバーを掴む特殊な形状で、汎用のスペーサーが使えません。

このハンドルライザーは、取付位置をずらす事で、前後の位置や高さの微調整が可能。

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海外製品につき、予告なくアップデートされますので、紹介画像とは見た目が違う場合があります。
画像と全く同じじゃないとダメな方はお取引をお断りいたします。

CNCアルミ削り出しであることにはこだわっています。
※安価な鋳物の類似品にご注意ください。
buell ビューエル ハンドルライザー ハーレー ミリサイズ インチサイズ 変換 ハンドルバー 純正ハンドルバー ポジション アップハンドル 姿勢 手首が痛い 腰が痛い ツーリング xb12s xb12scg xb9 アダプターbuell ビューエル ハンドルライザー ハーレー ミリサイズ インチサイズ 変換 ハンドルバー 純正ハンドルバー ポジション アップハンドル 姿勢 手首が痛い 腰が痛い ツーリング xb12s xb12scg xb9 アダプター2023年現在のモデルはこちらになります。

 

ビューエルのハンドルクランプにハンドルライザーを取付た状態。

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 付属のスペーサーでミリバーとインチバーの両方に対応。

もちろんビューエル以外の日本車/ハーレーにも使用できます。

スペーサーが付属しているので、ミリバーとインチバーの変換アダプターとしても機能します。

ちなみに、見た目も高さもBUELL用ハンドルライザーと同じで、ハーレーやインディアンのインチサイズ用のハンドルライザーもあります。

 

BUELL XB12Sの場合、多少の取り回しの変更/工夫でブレーキホースもクラッチケーブルなどがそのまま使えます。

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アルミのCNCで美しい仕上がりのパーツはドレスアップにも有効。

一般的な汎用のクランプに比べるとかなりゴツいですが、重いビューエルで強度を考えるとこのくらいないと逆に心配です。

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ビューエル用のハンドルアップスペーサーで、ライディングポジションはかなり楽になります。

長距離ツーリングも、腰も首も手首もかなり楽になりました!

約5センチアップなので、上がりすぎるかもとも思いましたが、コレがホントにちょうど良いのです!

良く「グリップ一本分アップ」くらいの社外品ハンドルバーを見かけますが、ポジションが辛くてハンドルアップをしたい人にとっては、グリップ一本分程度では焼け石に水なのですよ・・・。

 

実際に走ってみた感想:

想像以上に、ものすごくイイ!!!

今までの乗りにくい疲れるビューエルは一体なんだったんだ!

この5センチアップはちょうど良いです。

純正ハンドルをそのまま使用していますので、高さだけ上がって、見た目の違和感もなく、ポジションがものすごく楽になって、ツーリングが楽しくなりました。(^^)

キャスターが極端で、フロント加重が多すぎて、前につんのめっているような独特のビューエルのハンドリングは、街乗りやツーリングではどうにも曲がりにくくて、感触が悪いのですが、ハンドルが上がった事で、交差点を曲がるだけでもかなりスムースに走る様になった事が実感できます。

もともとコーナーの立ち上がりが楽しいビューエルですが、前後の加重バランスが良くなったのか、コーナリングの前半がスムースにバンクして行く様になり、コーナーがさらに楽しくなりました。(^^)

ハンドルは人間とバイクをつなぐ最も重要な部品である。

ハンドルバーのポジションが如何に重要なものなのかを思い知りました。

想像以上の改善と効果に大変満足しています。

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ポジションが楽になり、またビューエルに乗るのが楽しくなりました。

 

BUELL用ハンドルアップスペーサー:16,500円(税込)

送料:1100円(税込)

※海外製品につき、仕様や価格は予告なく変更になります。欠品の際は納期に時間がかかる場合があります。
外観はサンプル画像とは多少違う場合があります。全く同じでないとダメな方はお取引ご遠慮させていただきます。
返品・返金・キャンセル不可。

ご注文は、メールにて承っております。

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BUELL XB12Scg メンテナンス ビューエル 修理 リミッターカット/全開抑制装置

BUELL XB12Scg major maintenance
2006年式 ビューエル XB12Scg のメンテナンスをしました。

Scgとは、CENTER OF GRAVITY の略で、XB12Sのローダウンバージョンです。
フロントとリアのサスペンションのストロークが短くて、ローシートがついています。
フロントフォークのストロークが、1インチ短いです。

今回のメンテナンスは、以下の通り。

エンジンオイル交換、ミッションオイル交換、オイルエレメント交換、

と、このあたりは普通ですが、使用するオイルは普通じゃないので、注意が必要です。(ビューエル専用オイルというものも存在します。)

普通のバイク屋さんではなかなかやってもらえない、、、

対策後の切れないドライブベルトに交換、スパークプラグとプラグケーブル交換、ブレーキキャリパーとブレーキマスターのオーバーホール、サビサビのマフラーのサビ落しと耐熱塗装、マフラー内の全開抑制装置を解除、燃調のマップ書き換え、AF値リセット、スロー調整、無理やり入れてあったミリネジをインチネジに交換、純正のネジやワッシャーに交換、オイルでコテコテの車体スチーム洗浄、などなど。

タイヤは、前後とも新品に交換。
今回は、ビューエル乗りの間で評判が良い、メッツラーの新型、SPORTEX M7 RR をチョイス。

BUELL は非常に特殊なバイクで、限界までチューニングされたハーレーの V-TWIN エンジンを搭載して、サーキットを速く走る為のスピーツバイクを作るというコンセプトで、元々レーサーでハーレーの社員だった、エリック・ビューエルさんが開発し、その後独立して、BUELL という名前の会社を立ち上げました。

その後、また HARLEY DAVIDSON に買収され、ハーレーの中の別ブランドという位置づけで、ハーレーのディーラーがBUELLディーラーを併設して、新車販売をしていました。

そして、2010年にハーレーがもうBUELLはやめるってことで、

あっさり倒産しました。(泣)

半泣きのビューエルさんが、YOUTUBEで倒産を発表しました。

 

BUELL XB は、大変めずらしい独創的な構造を満載したバイクで、たくさんの特許を取っています。(特許の権利は全部ハーレーにとられたまま)

エンジンは、ハーレーのスポーツスターがベースのV-TWIN エンジンで、1200ccもある、空冷エンジン。
駆動はチェーンではなく、ベルトドライブ、ブレーキはフロントホイール外周についた巨大なシングルディスクをキャリパーが内側から掴む構造になっています。
重心を下げる為に、車体底部に取り付けられたマフラー、スイングアームの中が空洞になっていて、そこがオイルタンクになっています。
一見ガソリンタンクに見える部分は、実はダミーで、エアクリーナーのカバーです。、ガソリンはフレームの中に入れるのです。ぶっといアルミフレームの中が空洞になっていて、ガソリンタンクになっています。

アメリカ製と日本製のパーツが使用されていて、トルクスのネジはもちろん、インチとミリの両方の規格のネジやボルトが混在して使用されております。

日本では、2004年から、ハーレーのディーラーで販売をスタートして、2010年にビューエルが倒産してしまったので、今時のハーレーのディーラーに持って行っても、メカニックさんもはっきり言ってビューエルの事は良く知りません。
純正部品の供給も少しずつ終了されています・・・。

街のバイク屋さんに持っていっても、見た事もないバイクだし、インチ工具すらない店も多いようで・・・。

なので、修理やメンテナンスに困っている人が多くなってきました。

HOT WIREDは、バイク修理屋ではありませんが、BUELLの純正パーツはストックしていたりします。(^^)
BUELL乗りならではの、絶対壊れる部分や、対処しておかないと壊れる部分、ちょっとした対策で大きく改善できる事、部品やタイヤの相性など色々あります。

また、多くのビューエル仲間の助けを得ながら、他のビューエル乗りのお手伝いかができれば幸いです。(^^)

 

BUELL のカスタム、メンテナンスは、HOT WIREDまでご相談ください。

 

 

 

普通に乗っていると、このようにいたるところからオイルが漏れてきます。

このクラッチケーブルの根元は必ずオイルがにじんでくる箇所で、いずれケーブルが切れますので、切れる前に新品に交換して、古いのをスペア持っておいた方が良いです。

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漏れてくる箇所はわかっているので、あらかじめ対策しておいた方が良いです。。

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放っておくとマフラーはこのようにサビサビになってしまいます。

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ビューエルは、マフラーが腹下についているので、普通に乗っていると、このようにサビサビになってしまうのです。

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サンダーで磨き倒して、さびを落とします。

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下処理をして、耐熱塗装をします。

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これが悪名高い、「全開抑制装置」

日本向けビューエルには、スピードリミッターを含め、合計で3種類のリミッターがついています。

いわゆるフルパワーにするには、それらをすべて解除する必要があります。

吸気と排気の全開抑制装置は、主に日本の騒音規制や加速時騒音規制?みたいなヤツに無理やり対応する為に、メーカーがやっつけでつけたものらしい。

つまり、本来のビューエルには必要ない装置である。

アクセルをガバッと空けても、バルブがゆっくりしか開かないので、鈍い加速しかできない様にしてあるのだ。

モータがついていて、モーターをコンピューターが制御して、バルブをワイヤーで引っ張る、というとてもめんどくさい機構が組み込まれているのだ。

ダミータンクの中に、結構重いモーターとアクチュエーターを積んでいます。

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早く走りたい人には必要ないので、バルブは全開の位置で固定してしまいます。

※単純に全部取ってしまうと、コンピューターにエラーが出るので、注意!

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こちらは、ビューエルではお約束の、エンジンの激しい振動による摩擦で削れたスパークプラグワイヤー。(恐)

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エンジンは、基本的にハーレーの V-TWIN なので、エンジンオイルと、ミッションオイルが別々に入っています。

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こちらミッションですが、ミッションオイルは、ドレンボルトはありますが、オイルを入れる口も、量を計るディップスティックもないので、ミッションケースの横のフタを外してそこからオイルを入れます。

ミッションオイルの量は、「穴から覗いて見えるギヤの歯がギリギリオイルに触れるくらい」というアバウトな回答が正式なメーカーの指定である。

だいたい1Lくらい。

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ミッションのチェーンの張りも、定期的に調整が必要です。

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一通りのエンジン系のメンテナンスが終わったら、ECUをリセットしたり、燃調をセッティングしたりする必要があります。

ECUのコネクターの形状は、HARLEY と同じ、DELPHI なのですが、ハーレーのDELPHI とは、中の配線の位置が違うみたいで、互換性がないです。(^_^;)

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コンピューターのセッティングをきちんとやらないと、燃費も悪いし、もちろん色々調子悪いです。

本人が気づいていなくても、エンジンの調子は燃費でだいたいわかります。

ビューエルは、リッター20km〜25kmくらい走りますので、燃費が悪い個体はどこかエンジンに不具合がある証拠です。

私のXB12Sは、高速ならリッター30キロ近く走ります。

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ホイールも特殊なホイールです。

タイヤを組み込む位置の指定もあります。

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ブレーキキャリパーとブレーキマスターのオーバーホール。

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6ポッドのキャリパーなのにシングルディスクと言う変態仕様のビューエル。

後期型はさらに8ポッドになりました。(^_^;)

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オーバーホールしないと、6個のピストンが均等にパッドを掴まなくなります。

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完成!

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マフラーもキレイに耐熱塗装し直して、新品同様になりました。(^^)

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対策品のドライブベルトは、10万キロ切れないヤツです。

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METZLER SPORTEC M7 RR

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ミリネジが無理やりねじ込まれていた、シフトペダルのボルトは、純正のインチネジに直しました。

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ここから、スイングアームの中にエンジンオイルを入れるのです。キャップがディップスティックになっています。

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スケルトンのエアクリーナーカバー。

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ガソリンは、左右のぶっといアルミフレームの中に入ります。

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ビューエル乗りならみんなが知っている,太ももの内側を焼く,サイドからの熱風を遮断するカーボン製のサイドカバーです。

これがないと熱くて乗れません。内腿をやけどします。

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 HOT WIREDオリジナル、熱風を抑える、ビューエル用サイドカバー(カーボン)

12000円(左右セット)

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BUELL XB12S オイル漏れ修理 エンジンオーバーホール その2

BUELL XB12S オイル漏れ修理 エンジンオーバーホール その1

 

先日ととりあえずばらせるものをバラして、素っ裸になってから放置状態だったビューエル XB12Scg改-S。

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本日やっと本題のエンジンオーバーホールを実行しました。

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オーバーホールと言っても,オイル漏れを直す為にガスケットを換えるだけですが・・・。(^_^;)

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こんなにバラして,大丈夫か?(^_^;)

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実は今日は,強力な助っ人にHOT WIREDまできて頂き,指導してもらいながらやっているので大丈夫なのです。

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私のBUELLいじりの先生は,現在でもBUELLを3台も所有していて,ビューエルのレースにも参戦されていて,数えきれないほどビューエルのエンジンオーバーホールを経験されている,愛知のBUELL博士とも呼ばれる、ビューエル乗りなら知らない人はいない超有名人なのです。

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自作のSSTで、エンジンの分解など,朝飯前です。

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大変な一日でしたが,もう疲れきって説明する気になれないので,詳細はまた後日。

ただ,これからビューエルのエンジンを自分でバラしてみようと思っている方へのアドバイス。

かなり大変と思います・・・。

BUELLのオイル漏れの修理、オーバーホール、メンテナンスの参考になれば幸いです。

 

 

フォトギャラリーは、HOT WIRED の FACEBOOKページでご覧頂けます。

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