ビューエルの定番メンテナンス、TPSリセットの罠:BUELL XB12S アイドリング不調、ハンチング、バックファイヤの原因

ビューエルの修理やカスタムをあれこれ検証・考察している、名古屋の「HOT WIRED」から、BUELLのメンテナンスの定番、TPSリセットと、エンジン不調、アイドリング不調、ハンチング、バックファイヤ、ミスファイアの原因についての情報をご紹介したいと思います。

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※Chromeで画像が表示されていない場合は、Safariなどのブラウザーをお試しください。スマホの場合は、ブラウザモード、スマホモードなどをお試しください。

 

 

 

BUELL乗りの定番メンテナンスとして、「TPSリセット」があります。

「何か不調を感じたらまずはTPSリセット」

というくらい一番はじめの手順ですし、定期的にリセットしないと、ずれていって調子悪くなるわけですが、

なぜか最近、TPSリセットをしたことで、不具合が発生するケースが頻発していますので、全国の迷えるビューエル乗りのために情報共有したいと思います。

そもそもTPSリセットが正しくできていなくて、逆に調子が悪くなるケースと、

TPSリセットが悪いのではなく、すでに潜在していた不良が、TPSリセットをした時に表面化する、というケース。

 

TPSリセット後に発生する、代表的なビューエルの不具合の症状は:

アイドリング不安定。
ハンチング・エアクリーナー内でミスファイヤ
アクセルのツキが悪い。(ガボッと、ワンテンポ遅れて吹け上がる)
回転数が落ちてくるのが不自然に遅い。
走行中にカリカリとノッキング。
ちょっとアイドリングでエキパイが真っ赤になる。

 

以下は、私のビューエルで実際の起こった不具合の記録です:

エンジン不調の兆しは5年ほど前に遡る。
だんだんと、アクセルの付きが悪くなってきた。 大きく開けた瞬間に、がぼっとなる。エンストするときさえあるようになってきた。

アイドリングが不安定、エアクリーナー内でボコッとミスファイアする、そのまま止まるときもある。
アイドリングをあげても、解決しない。
空吹かしでアクセルのツキが悪い、最初にガヴォとなってから吹け上がっていく。
そして、回転数がスムーズに降りてこない。
エアクリ内でミスファイア、ハンチングする。
走行中に、カリカリとノッキングの音に気づくようになった。
冬だとアイドリングだけでエキパイが真っ赤になる。
エンジンは一発始動で、乗れないことはないが、気持ちよくない。

上記の症状から、燃料が薄くて排気温度が上がり過ぎているのでは?と疑った。
インテークシールのリークも疑った。
プラグ交換、インテークシールを新品にして、インジェクター洗浄、燃料ポンプの燃圧正常、アクセルワイヤー交換、燃料ホースに断熱処理、燃調マップをいじって燃料を少し濃くする、など、

症状改善せず。 

I own it since new so I know how it supposed to feel like.
Bike is all stock.
The problem started gradually about 5 years ago.
Unstable idle.
Hiccups, even dies on idle sometimes.
I noticed bad response with opening gas rather quickly. It gaps/hiccups at beginning from the idle rpm then revs up, revs up fine but rev comes down too slowly.
Rpm doesnt come right back down to idle.
Comes down to awkwardly slowly.

I could hear knocking sound while riding.
The symptoms gets worse and worse as years go by.
In winter, both exhaust headers gets red hot just by sitting on idle for 5min.
It starts right up and I can still ride it but it just dont feel right.

I can feel theres something wrong.
I know how it feels like as I own it since new.

It definitely feels/runs like the fuel been too lean.

I replaced
spark plugs,intake seals, spark plugs, accele wire, had my shop cleaned injectors and check the fuel pump was ok, heat shield fuel hose, even mod fuel map to add lil more fuel.

nothing fixed the problem.

 

不調の状態を動画でアップしましたので、見てみてください。

BUELLアイドリング不調の動画:HOT WIRED CHANNEL
https://youtube.com/shorts/byGR71NmssE?si=p2HwPBtJVn1lqdtf
https://youtube.com/shorts/JrYWEObntrc?si=NZFwy_yjXNKyqa-D

 

 

 

 

このような不調な状態でも、エンジンは1発始動だし、乗れないことはない。
でも気持ち悪くて、乗っていて楽しくない。 

詳しいビューエル仲間に診てもらっても、名だたる有名ショップに修理に出しても全く改善しない・・・。

海外のBUELLフォーラムに不調の動画をアップして相談したり、アメリカのビューエルチューナーにコンタクトを取って相談したり・・・。

日本各地の有名ショップさんに運んで修理を依頼して、いろいろな部品を交換したりしましたが、全く改善されませんでした。 

もう心が折れそうになっていたところへ、5年間音信不通だった、愛知が誇る、世界的に有名なビューエル博士のG先輩から着信が!!!

「たまたま最近全く同じ症状の個体を3台も直したんだよ。」

「最初は原因不明ですごく苦労して見つけたんだけど、原因は多分あれだよ。」

すぐにトランポに積んで、お土産持って、秘密基地へGO!

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でね、よくよく思い出してみると、6年くらい前に、調子悪くないのに、なんかのついででTPSリセットをしてもらった直後からアイドリングがおかしくなって、まさかTPSリセットが悪いとは思っていないので、インテークシールのリークかなーとか、なっていったわけですが、

原因は全く予想外のところにありました。

 

話が逸れますが、ついでにちょっと・・・

今回のトラブル解決の道のりの中で、いろいろなショップや友人に助けられました。
SNSで海外のビューエル乗りからもいろいろな意見をいただきました。

その中で、いろいろ間違った情報や勘違いしている人もたくさんいました。

 

①ハーレーの空冷エンジンはアイドリングで放置してはいけない? 
 空冷だからアイドリングで放置していれば、エキパイ真っ赤になるのが当たり前?

新車はそんなことはありませんよ。
正常な個体はアイドリングで放置しても、真夏に渋滞にハマっても、問題ないように作られています。

 

②燃料薄いんだったら、マップをいじって濃くすればいいじゃね?

そのようなアプローチは根本的な問題解決にはならず、他のトラブルの原因を作るだけです。燃料マップを弄って誤魔化すのは大間違いです。

 

③中古で買って、新車の状態を知らないオーナーが多く、こんなもんかな?と気づかないまま乗っている。

そんなもんじゃないんです。
今となっては、新車からビューエルに乗っていて、新車の状態を知っているオーナーは少数派です。
バイク屋さんだって、そもそもビューエルの新車がどんな感じなのかを知らないんですよね。
だから、そもそもどのような状態が正常なのかを知らないので、判断できないんですね。

 

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約6年にも渡る長〜い苦難の道のりはすっ飛ばして、どうやって直したかの結論。

この部品を新品を交換しました。

 

まず、スパークプラグ

どうやら前回ハーレーディーラーで購入したスパークプラグは間違っていたようです。

BUELL用のスパークプラグには2種類あります。
最後のアルファベットがAのものとXのものです。
2007年式は、Aを使用する必要がありますが、前回購入したハーレーディーラーでは、なぜかXを渡されて、そのままつけていました。泣

先日お客様のオーディオカスタムの件でお邪魔した、ハーレーメガ東海さんでスパークプラグを購入した際に、サービスマニュアルで調べていただき、間違えに気付きました。(流石のメガ東海さんはまだ各年式サービスマニュアル揃ってました!)

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調子の良いビューエルのスパークプラグは、大丈夫か?って思うくらい真っ白に焼けているのが正常です。

 

 

次に、スロットルワイヤーやインテークの掃除と動作の確認です。

もう15年前の旧車のBUELLです。いろいろ経年劣化しています。

スロットルワイヤーが引っかかっていたり、インテークが汚れていたり、バラフライの動きが悪い個体もたくさんあります。

スロットルワイヤーの付け根にアイドリング調整のネジがあります。
TPSリセットの要の部分です。
この個体は、ずれてしまっていて、0ポジジョンのリセットがうまくできませんでしたので、調整が必要でした。
この個体は、全開抑制装置は撤去されていますが、スロットル部に残骸は残っていますので、さらに厄介なのです。

ワイヤーやフラップの動きが悪かったり、完全に閉じないようなスロットルだと、スロットルポジションが正しく調整できませんので、そもそもスロットルとアクセルワイヤーの状態は正常である必要があります。

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そして、ビューエルのエンジン不調の元凶となっていた部品がコイツです。

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ビューエルのスピードセンサーはすでに廃盤で、新品の入手が困難です。
こちらは流用品の車速センサーです。

スロットルセンサーを介して、5個のセンサーがつながっているそうで、どこかのセンサーが壊れると、スロットルの制御にも悪影響が出て、間違った信号を出してしまうようです。

ここでいう、「センサーが壊れている」という状態は、完全に壊れて動作していない状態ではなく、一応機能していても、完全な状態ではなく、正常でない信号を出している状態のことです。

完全に壊れているわけではないのにダメだから判りにくいのです。汗

例えは、私のBUELL XB12sの場合は、たまにスピードメーターが動いていない時がありました。
気付いてはいたのですが、「たまに動かないくらいいいか」と放置していました。

そのように、潜在的にどこかのセンサーに不良がある個体を、TPSリセットすると、アイドリング不調、ハンチング、ノッキングなどの症状として不調が表面化するということのようです。

つまり、ちゃんとTPSリセットできなくて、燃調が狂うということです。

上記あくまでも、ビューエルフリーク同士の情報と経験上の推測であり、プロのメカニック的解析ではありませんので、間違っていたらごめんなさい。

 

 

これでハードウエア的な修理は全て大丈夫なはずなので、TPSリセットなど、ECUコンピューターのチューニング作業に入ります。

ECMSPYというソフトウエアと専用のハードウエアを使います。
設備は一式所有しているのですが、使い方が良くわかっていないので、今回の修理と同時にesmspyのレクチャーも受けてきました。m(_ _)m
G先輩!ありがとうございます!

 

燃調は、2007年式 XB12sに適合するレースマップを入れました。

今回の個体は、フルパワー化済みで、全開抑制装置を撤去、マフラーのバルブも全開固定されているので、純正マフラー&ノーマルエアクリーナーでも、レース用マップの方が良いだろうとのことで、レースマップを入れました。

ノーマルECUをレースモジュールに書き換えたわけです。

buell xb12s xb12r xb9 ビューエル ecu ecmspy 燃料 燃調 コンピューター レースモジュール レースマップ 燃調マップ コンピューターチューン race module delphi デルファイ ハーレー インジェクション tps スロットルポジション センサー リセット 修理 スピードセンサー coding コーディング ecm-coding

 

 

修理前のTPS:

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調整後のTPS:

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本来は、voltsが1V前後あるべきなのだそうですが、ここから先は走って学習するでしょうということで今後に期待です。

 

 

試運転に出かけます。

 

前とは全然違う。

アイドリングも安定している。

アクセルのツキも良いし、回転数もスムーズに降りてくる。

治ったぽい!!!!!!!!!!!

 

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修理前:
BUELLアイドリング不調の動画:HOT WIRED CHANNEL

BUELL エンジン不調の症状の動画:アイドリング不調https://youtube.com/shorts/byGR71NmssE

BUELL エンジン不調の症状:空吹かし回転数が落ちない
https://youtube.com/shorts/JrYWEObntrc

 

 

修理後:アイドリング安定の動画

BUELL エンジン不調の修理後の動画:アイドリング編
https://youtube.com/shorts/dFZ7xfKYnDA

BUELLのエンジン不調の修理後の動画:空ぶかし編
https://youtube.com/shorts/SXYoVd8uqFI

 

 

 

 

全世界の迷えるビューエル乗りの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

※インストーラー募集中

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ビューエルの修理やカスタムを請け負うことがありますが、あくまでも本業の4輪の仕事の合間に暇な時にやってあげます程度でご了承いただける方のみとのお取引とさせていただいております。
海外製品につき、予告なく価格・仕様がアップデートされます。
弊社の提供するサービス・商品は、自動車愛好家向けの「改造」です。
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「ベンツ コーディング」W205 ベンツCクラスのリミッターカット・フルパワー化 スピードリミッターカット/トルクリミッター解除

ベンツのコーディング、ワイヤレスApple CarPlayの施工実績が豊富な、名古屋のカーオーディオ専門店「HOT WIRED」から、

W205 ベンツ Cクラスのリミッター解除・フルパワー化のご紹介です。

C63 AMG、C43 AMG など、ハイパフォーマンスモデルの本国仕様フルパワー化で大幅なパワーアップが可能ですが、

今回ご紹介するのは、AMGモデルなどのハイパフォーマンスエンジンではなく、C180やC200などの普通のCクラスも、リミッターカット/デチューン解除/などのフルパワー化のメリットがある、というお話です。

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あまり知られていないですが、W222 Sクラス や W213 Eクラスだけでなく、W205 CクラスのC180などの普通のモデルも、実は日本仕様で去勢されていて、本来の性能がスポイルされています。

加えて、C180とC200は全く同じエンジンを、ソフトウエア的な制御でデチューンして、価格を安く設定しているモデルもあります。

これらは、ソフトウエアだけで、本来の性能を取り戻すことが可能です。

本国仕様化、フルパワー化、デチューン解除、リミッター解除など。

例えば、スピードリミッターやトルクリミッター。

「そんなにスピード出さないからパワーや最高速なんて関係ない」と思っている人が多いですが、現代のクルマはそんなに単純じゃないんです。

ズバーンと加速して行って、最高速だけリミッターでピタッと止まる訳ではなくて、「去勢されている事に気づかないように、上手に全体的にトロく」してあるんです。

加速全体が鈍くしてあるので、こんなもんだろうと思って気づかずに乗っている訳です。

同じクルマでも、世界中の国や地域の事情に合わせて、現代のクルマは大変賢くエンジンが制御されていて、日本仕様は色々と制限がかかっていているようです。

他にも、全く同じ排気量のエンジンを、制御プログラムでパワーダウンして、低価格モデルを設定したりしています。

例えると、iPhoneみたいな感じです。

ハードウェアは同じでも、ソフトウェアで世界中の言語に対応したり、特定の会社のSIMでしか使えないようにロックをかけたり、変態や盗撮が多い日本だけはカメラのシャッター音をつけたり、見えないところでもたくさんの制御をしている訳です。
たいてい日本仕様だけがあれも禁止これも禁止で、損な仕様にしてある事が多いですね。(T-T)

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そこで、普通のモデルのW205 ベンツC180のリミッターカットをするとどうなるのかをちょっと詳しくご紹介します。

なかなか言葉で説明しにくいのですが、

別に急激にパワーアップしてもの凄いクルマになるとか言う訳ではありませんし、もちろん排気量の大きいモデルの方がより効果は大きいですし、

メーカーは各国で異なる制御プログラムの詳細は公開していませんから、具体的に何をどうしているのかはわからないのですが、オーナーなら確実に体感できるレベルで細かい事がいろいろ変わります。

わざわざ虚勢しているものを解除して本来の性能に戻すだけなので、もちろん車両へのダメージなどの心配はありません。

トルク感が増えて、街乗りでも全域で乗りやすくなります。

結果燃費が良くなったりもします。

数値的なパワーやスピードだけではなく、パワーの出方やエンジンフィールが本来の姿に戻り、スカッと気持ちよく走れるようになり、駆け抜ける喜びが蘇ります。

 

ネットで拾ってきた情報ですが・・・

W176 A180・W246 B180・C117 CLA180・X156 GLA180
最高出力 122ps/5000prm⇒156ps/5300prm
最大トルク 20.4kgm/1250-4000rpm⇒25.5kgm/1200-4000rpm 

W205 C200
最高出力 184ps/5500prm⇒211ps/5500prm
最大トルク 30.6kgm/1200-4000rpm⇒35.7kgm/1200-4000rpm 

 

 

ホットワイヤードでは、W205 ベンツCクラスに本国仕様の制御プログラムをインストールする事で、BENZ Cクラス本来の性能を提供するソリューションを提案しています。

W205 ベンツ Cクラス
コーディング一式:66000円(税込)
※項目数に関係なく、ご希望かつ、弊社で設定可能な項目は一律料金で全て設定いたします。ご希望通りの設定ができなくても一律料金です。

上記+リミッターカット(デチューン解除)は、93500円(税込)

※完全予約制、作業時間3~4時間ほど、代車ご用意できます。

 

適合のお問い合わせの際のお願い!
お電話で問い合わせいただいても、判断ができません。

お名前、住所、電話番号に加えて、
システムを特定するために情報として、モニター周りのインパネ全景、純正ナビのメニュー画面、地図のバージョンを表示ししている画面、を添付して、メールにてお問い合わせ願います

 

 

ホットワイヤードにて、W205のリミッターカット・フルパワー化した、C180のオーナー様のインプレを「原文のまま」ご紹介いたします。

 

> 先日はお世話になり、ありがとうございました。
> 自分なりのインプレをまとめました。お目通しいただけたら、幸いです。
>
> スピードリミッター解除
>
> 日本仕様は本国仕様と異なり、210kmのスピードリミッターが設定されてい
> るようです。このリミッター解除のコーディングは大変難航されたようです。
> 失礼ながら、自分はリミッター解除にはあまり興味はありませんでした。
> ターボが付いているとはいえ、排気量が1.6Lのエンジンの車のパフォーマンスは
> たかが知れているし、当たり前ですが、そんなスピードまで出さないからです。
> むしろそれよりアクセルの出足のもたつきや、加速の力強さ、伸びといったドラ
> イブフィーリングの改善を求めていました。ただこれらのリクエストはコーディ
> ングでは無理だと言われていたのであきらめていました。
> しかしコーディング作業後、最初にクルマのアクセルを踏んでクルマが動
> いたとき、思わずアジリティモードを確認してしまいました。「CONFORT」でし
> た! 明らかに出足が違います‼️
> アクセルの食い付きの鋭さは「SPORTS」ほど敏感ではないのですが、踏んでも前
> に進まず、さらに踏んでもエンジン回転数だけが上がり、何かが詰まっているよ
> うな感覚は見事に消えました。さらにこの吹き抜け感は、そのまま加速していっ
> ても続くもので、大げさではなく、以前乗っていた3L NAのアリストを思い出さ
> せてくれる久々に加速の気持ち良さを味わせてくれました。
> 今回、アイドリングストップもOFFをデフォルト設定しましたが、スピード
> リミッターの設定により制御されていた、エンジンパフォーマンスそのものを抑
> える複数のものが解除されたからではないか、との解答をいただきました。
>

 

 

ただいま、コーディングによるフルパワー化/本国仕様化の作業に協力いただけるモニターを台数限定で募集しています。   終わりました。

 

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スーパーシェルパ エンジンノイズ/カチカチ音修理/バルブクリアランス調整/カムチェーン交換

なんとかワンウェイクラッチの交換が成功して、エンジンがかかるようになった、スーパーシェルパ君。

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ところがこんどは新たな問題が発生!

エンジンは普通にかかって、走れるのだが、

エンジンから激しくカチカチ音がする・・・。

明らかに金属があたる音。

エンジン回転数に合わせて、けたたましくカチカチカチカチー!

何かやらかしてしまったか・・・。

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シリンダーヘッドあたりから聞こえる気がするので、ワンウェイクラッチで触ったエンジン下回りは関係ないように思われる。

バルブクリアランスではないか? という事で、

どうせヘッドガスケットからのオイル滲みもだんだんひどくなってきているので、

シリンダーヘッドを剥がして修理する事にしました。

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ところが、ヘッドを開けてみると、バルブクリアランスは修理を必要とするほどではない。

th_IMG_0659 th_IMG_0661 th_IMG_0663 th_IMG_0664

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いつもお世話になっている、K-MAXさんで年を越す事になった、スーパーシェルパ。

いろいろ調べていただいた結果、カチカチ音の犯人は、なんとこれでした。

「カムスプロケットの取り付けネジが緩んでいた。」

このネジが緩むなんてトラブルは見た事ないそうです。

th_IMG_0666

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カムチェーンが伸び伸びで、テンショナーも限界まで伸びきっている。

中のリテーナー?ベルトがあたるヤツもかなりすり減ってしまっているようだ。

もしかしたらこいつらが原因だったかも知れない。

th_IMG_0665

このまま戻すのも忍びないので、奮発してカムチェーン等を新品に交換して、バルブクリアランスもシムで調整してもらって、ガスケットや燃料ホース等も新品に交換する事にしました。(>_<)

 

 

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50 プリウス 新型サイバーナビの音調整の方法/サイバーナビのサウンドセッティング/アンプのゲイン調整

名古屋のカーオーディオ専門店、ホットワイヤードは、他店にてお取付けのカーオーディオ、ナビ、DSP、プロセッサーの、「音調整」だけのご依頼も大歓迎です。(^^)

カーナビ/カーオーディオの音調整で、遠方からお越しいただくお客様が増えています。
おクルマをお預かりして、最寄駅までの送迎もできます。JR名古屋駅まで15分くらいです。
代車もご用意できます。

 AVIC-CL901-M、AVIC-CW901-M、AVIC-CZ901-M、パイオニアの新型サイバーナビは、三菱サウンドナビのようなサウンドセッティング機能が増えて、より音質指向な調整が可能になりました。

マルチシステム、31バンドのグラフィックイコライザー、タイムアライメント、クロスオーバーなどのDSP(デジタルサウンドプロセッサー)を内蔵しています。

 サイバーナビのDSP音調整/サウンドセッティング一式:35000円

作業時間:1〜3時間くらい

ご予約は、メールにて承っております。 information@hotwired.co.jp

 

50 プリウス のサイバーナビの音調整のご依頼です。
お打ち合わせしながら作業を進めさせていただきましたが、その日のうちに仕上がりました。(^^)

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50 プリウスに、新型サイバーナビと JL AUDIO の ZRシリーズの2wayセパレートスピーカー&JL AUDIO 4CH.パワーアンプ。

「プロセッサーの音調整でもう少し音が良くなるのではないか?」

というご相談です。

良くなると思いますよ!(^^)

 

お客様からのヒアリング内容:

*プロセッサーの音調整はやってあるのだが、イマイチな感じ。
*過去に何度も音調整はやっているので、今度もあまり変らない程度の結果だったらイヤだな。
*ホットワイヤードの音調整で本当に今より音が良くなるのでしょうか?
*もっとツヤのある音が好きだから、その様な音に仕上げる事は可能なのか?
*JL AUDIOのZR650-CSi はアルミドームツイーターだから高音がキンキンして音が良くないのでしょうか?

 

カーオーディオの音調整/サウンドセッティングの内容の説明:

サイバーナビに限らず、カーオーディオのDSP(デジタルサウンドプロセッサー)の音調整は、イコライザー/クロスオーバー/タイムアライメントなどのセッティングが主な機能ですが、

これらの機能は、「自分の好みの音」などの特定の音を作り出す事を目的にしている機能ではありません。

「ショップ独自の音作り」とかでもないのです。

作品として完成している音源に対して、

「正しく設定した機器で、正しい音を再生できる様にする」機能がDSPです。
音調整でなにか音づくりをしたり、色を付けたりする事はありません。

ホットワイヤードのサウンドセッティングの第一目標は、まずは教科書通りの正しい状態に設定する事を目指します。

特定の好みの音などについては、その後でお打ち合わせしましょう。

まずは正しく調整して、音源通りの正しい音が再生できる様にします。

※コレjをすっ飛ばして、色々トッピングして味付けを足していくと、どんどんグチャグチャの音になって、調整機能が多ければ多いほど、別けがわからなくなるのです。

同時に、今ご使用のオーディオ機器の最大のパフォーマンスを発揮できる様にセッティングします。(^^)

詳細は、HOT WIREDの他のブログ記事でも詳しく紹介していますので、参照してください。

 

 

今回実際におこなったサイバーナビのサウンドセッティングの方法をご紹介します。

オーナー様にも少しお手伝い頂きました、ありがとうございました。m(__)m

th_IMG_6578 

新型サイバーナビのサウンドセッティングは、カットオフ/スロープ、タイムアライメント、イコライザーのセッティングが重要です。

プロセッサーのサウンドセッティングのコツ その1:

バランス/フェーダーは真ん中、各メーカー独自のエフェクト/音響効果などはすべてオフにする。

クロスオーバーの設定は、スピーカー付属のパッシブネットワークやメーカーの推奨値を知っておく事も重要です。

タイムアライメントは、各スピーカーまでの距離を正確に計る事が基本です。

 

タイムアライメント調整のプロのコツ①:
左のスピーカーは、左の耳からの距離を、右のスピーカーは、右の耳からの距離を、測定して、入力します。 

th_IMG_6581

レーザーで正確に距離を測ります。

th_IMG_2672

タイムアライメント調整のプロのコツ②:
聴感での微調整が重要なタイムアライメントの設定では、頭を動かさなくても、調整画面をタッチできる様に工夫する事が重要です。
HOT WIRED特製の伸び〜るタッチペン。(^^)

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カーオーディオのイコライザーの調整方法。

正しいイコライザー調整の方法①:
運転席にマイクを設置して、ピンクノイズと呼ばれる、専用のテスト信号を再生して、アナライザーで周波数特性を測定しながら、リアルタイムで調整します。

th_CIMG4495

 

こちらが、入庫時のイコライザー調整前の車内の周波数バランス。

ディップやピークが激しく、重低音と超高音域は、表示されていない=出ていない。

重低音が無いのに80ヘルツくらいがブーミーな音で、高音が無いので、全体に曇った音で、情報量が欠落していて、ボリュームを上げるほど聴き疲れする音と推測できる。

th_IMG_6584

 

こちらが、イコライザー調整後の周波数バランス。

全域でスムーズな周波数特性に調整できました。(^^)

ほぼ理想的な車内の周波数特性になっているのが目で見てわかります。
この状態を作る為の左右独立31バンドのイコライザーなのです。

th_IMG_6585

重低域がストンと落ちてなくなっているのは、お手軽パワードウーハーなので、致し方ありません。

できない機械に対して、出ない音域を無理にブーストすると逆効果になりますので、うまくバランスをとるのも音調整のコツです。

今のシステムにサブウーハーの追加で、かなりの音質向上が期待できます。

 

 

サイバーナビのボリュームが15くらいですでに音量が大きく、また歪み感の多い音質だったので、パワーアンプのゲインをあげすぎている事が容易に推測できました。

なので、サイバーナビの最大出力/最大ボリューム値の測定と設定、パワーアンプのゲイン調整(無歪み時の最大出力の設定)、スピーカーの位相の確認、をお勧めいたしました。

th_IMG_6592

 

アンプのゲインとボリュームの違い。

カーオーディオのパワーアンプのゲイン調整の正しいやり方。

JL AUDIO のパワーアンプ、HD600/4

パワーアンプのゲインを上げすぎていると、

「ナビのボリュームに関係なく、全域で歪んで荒れた音楽信号を聴くゲイン設定」

になります。

パワーアンプのゲインが低すぎると、

「いくらボリュームを上げても、全域で情報量の欠落したうすい音楽を聴くゲイン設定」

になります。 

 

 

と、その前に、サイバーナビのゲイン調整が必要です。

パワーアンプのゲイン調整の前に、ヘッドユニットのゲイン調整をやります。

サイバーナビの無歪み時最大出力は、1.4805Vでした。
音楽信号がまったくクリップしない、とても優秀なヘッドユニットである事もオシロスコープの波形で見て取れます。

今回は、最大出力をボリュームの37で設定しました。
サイバーナビは、ほんの少しのボリュームの違いで、出力が大きく減りますので、注意が必要です。

 th_IMG_6600th_IMG_6599

コレで、サイバーナビの最大のパフォーマンスを引き出したわけです。

次に、JL AUDIO のパワーアンプのゲイン調整をやります。

オシロスコープの波形で、音楽信号がクリップしているが見て取れます。

th_IMG_6602 

アンプのゲイン調整は、クリップする直前のギリギリの最大出力で設定するのがコツです。

そもそも、パワーアンプのゲイン調整ってなに? なぜ必要?

車のエンジンに例えると、
自分の車のエンジンの最大出力/最大トルク発生する回転数をきちんと調べて、その回転数に運転方法をぴったりあわせる作業です。

例えば、6800回転/320馬力のエンジンなら、6800回転回さないと最大の馬力がでてませんし、回しすぎのオーバーレブでは逆に出力が下がりますし、機械を損傷します。

カーオーディオのパワーアンプのフルパワーを出せる様にセッティングするわけです。

人間の耳とカンだけでセッティングするのはほぼ不可能です。

アンプのゲイン調整は、地味ですが、非常に重要なサウンドセッティングなのです。

料理に例えると:
ゲイン調整前:
情報量が少なくて、歪んだ音=(元々薄いダシをさらに薄めて作った料理)

ゲイン調整後:
情報量が多く、太くてツヤのある、リアルで透明感があり、フルボリュームの大音量でも歪まない、キレイな音:(元々濃いダシを使って、さらに増幅した料理)

th_IMG_6603th_IMG_6604

 

JL AUDIO のパワーアンプは、まったくクリップしない様にゲイン調整して、最大出力が約26Vでした。

これで、フルボリュームでガンガン鳴らしても壊れないし、歪みが無く、音が割れしないので大音量でもやかましくない、JL AUDIO らしい、パワーハイファイなカーオーディオになりました。(^^)

 

ゲイン調整時に、各OUT PUT チャンネルの出力を揃える作業も同時にやります。

左右独立のゲインがあるアンプは要注意です。
ゲイン調整で、0.1V単位でゲインを揃えないと、左右の音量が永久に揃わず、正しいステレオ再生が不可能なシステムになってしまいます。

 

サウンドセッティングを完了して、オーナー様に試聴していただきました。

「スゴく良くなった」 と喜んでいただきました。

それぞれの調整での違いを実感していただけたので良かったです。

ありがとうございました。

 

 

 

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2016年式 BMW S1000RR プリロードのセッティングについて サスペンションセッティング

2016年式 BMW S1000RR プリロードのセッティングについて

 

HOT WIRED CHANNEL: S1000RR 鈴鹿サーキット フルコース オンボード動画

https://youtu.be/y1dGWxTDYdA

 

プリロードがなんなのかは、解釈が色々ありますので、ココでは説明しません。

2016年式 BMW S1000RRのフロントフォークとリアサスには、プリロードの調整があります。

フロントフォークには、右側に17ミリのネジがあり、このネジの回転数でプリロードの設定値を記憶するしかないので、メモっておいた方が良いかもです。
(右のフォークにしかスプリングが入っていないらしい? 詳しい方教えてください。)

S1000RR のリアのプリロードは、13ミリのボルトの頭を回して調整します。

このボルトは、30センチくらいのエクステンションがないと回しにくいので、私は13ミリのソケットにエクステンションをつけて、Tハンドルで回しています。

 

主に、鈴鹿サーキットと、西浦モーターパークで、BMW S1000RR を半年間走行してみて気づいた事を備忘録的に書いていきます。

まず、S1000RRのプリロード設定で良く聞く都市伝説で、

「ドイツ人の平均体重で設計されているので、日本人には、全抜きでも固すぎるくらいである。」

と言うような解釈ですが、

なんか違うと思います。

また、ライダーズマニュアルにも、体重85キロの人を基準に設定値を紹介していますので、平均的な日本人にはプリロードをかける必要は無いようにも見えますが、S1000RRの場合、プリロードの調整で、バイクの挙動が大きく変化しますので、プリロードのセッティングが非常に重要なようです。

体感ですぐわかります。

積極的に使った方が良いみたいです。

 

雑誌のサスペンションの特集などでも、プリロードをかけると、バネを縮めるとか、バネが固くなるとか言う説明が多いですが、バネ自体を固くする事は不可能ですし、リアのバネが縮んでいく様にも見えないですが・・・。

 

S1000RRのリアサスのプリロードは、ネジを回すと土台の部分が上下に動きます。

スプリングの付け根が上がったり下がったりする事で、車高が変るようです。見てわかりますし、乗っても変化がわかります。

ネジを締めていくと、バネを縮める方向に動くようですが、バネが縮むのではなく、リアの車高が上がっている様に見えます。

その結果、フロント加重が増えたり、リアのトラクションが減ったりという形で、車体の姿勢を作る為に利用する事ができます。
(コレこそ電子制御にしといてくれれば楽なのに・・・)

 

 

 

私のS1000RRは、新車納車時には、前後のサスペンションともプリロードは一番緩めた状態(全抜き状態)だったのですが、しばらく気づかずにそのまま乗っていて、非常に怖かったです。

フロントのプリロードをかけてみたところ、フロントがしっかりして、カックンブレーキも少し緩和されました。
(何度か試してみて、現在5本と1/3くらい)

全抜きでは線が7本見えます。

フロントがしっかりして、レスポンスが良くなって、体感としてはバネが固くなったような感じはします。

H - L の表示がありますので、やはり、固い/やわらかい ではなく、
高い/低い の調整のようです。

リアのプリロードをかけていくと、フロント加重が増えたのか、コーナーでの旋回性が明らかに良くなり、シケインの切り返しも安定して、ストレートでフロントタイヤが浮いてきてステアリングがブレブレで怖くて無理だぞ! ってのも緩和されました。

ちなみに、ステアリングダンパーも全抜き状態で納車されていたようで、+7回転ほどしたら、スゴく安定しました。
(これが本来は工場出荷時の設定らしい。(^_^;))

th_IMG_6587

プリロードのネジは、全部で線が7本あります。

リアのプリロードには目盛がありませんので、BMW MOTORRADディーラーのメカニックさんに聞いてみましたが、「知りません、データもありません。」と言われてしまいました。(T_T)

実際に全開まで回してみたら、23回転か25回転くらいしましたので、結構たくさん回せます。

目視で10ミリ以上は上下するようです。

 

さらに、リアサスの根元の取付けボルトは、楕円形のカラーで取付けられており、このカラーをひっくり返す事で、取り付け位置自体を上下に変更して車高を上げ下げできるようです。

出荷状態では、低い方にカラーが取付けられていますので、車高をあげていく方向へのセッティング幅はかなり大きいようです。

これほど幅広くリアの車高調整ができる構造になっているという事は、メーカーとしても、「納車時の状態でたまたまピッタリ」なんて事はあり得ないので、「リアサスで車高を調整して、自分にちょうど良いところにセッティングする作業は自分でやってください」と言う意味ではないでしょうか?

(残念ながら、これらの事をディーラーのメカニックさんが全く知らないので、普通の人は相談するお店がなくて困ります。)

自分が下手だと言う事はおいといて、何となく、「曲がらない、スパッとバンクしにくい」感じがするのは、リアの車高が低いのかも知れない・・・?

S1000RRのポジションはスゴく前のめりで、ハンドルに対してシートがすごく高い感じがするんですけど・・・。 

 

 

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