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BUELL XB12S/R XB9 ステアリングダンパー・ステアリングスタビライザー制作/取付
BUELLは、ショートホイールベースにキャスターのキツいフロントフォークで、直進安定性がなくて、怖い思いをしていませんか?
ちょっとしたカーブでもハンドルが切れ込んで、舵角が決まらず、フラフラと頼りないハンドリングのビューエルですが、
BUELLのハンドリングは、ステアリングダンパーを装着することで、改善が可能なのです。
以前つけていた、GPRのステダンも大変効果的で気に入っていましたが、あまりにも頻繁にオイル漏れ→オーバーホールの手間とコストに、使用を断念しました。
(毎年オーバーホールが必要だった)
加えて、GPRのステダンはRにはつかないし、Sでもハンドルライザーを使ってアップハンにしたりするとつきません。
今回ご紹介するのは、HOT WIREDオリジナルのBUELL XB用 ステアリングダンパーです。
こんな風にしたいなと。(^^)
パーツはネットで探して集めた寄せ集めですが、
特徴:
エンジンハンガーにタップを切って、ダンパー本体をボルト留めのため、フロントフォークと最短距離で効果的にダンピングできる。
外から見て目立たないが、チラッと見えてかっこいい。(^^)
ダンパー自体は汎用品なので、安価に手に入る。壊れたら新品交換。
乗車状態でダイヤルにすぐ手が届き、工具なしで微調整ができる。
GPRのように、ハンドル周りがごちゃごちゃしない。
エンジンマウント(アイソレーター)のボルトにタップを切って45mmのボルト留めします。
ここが一番怖い改造なのですが、6.8mmのドリルで垂直に約35mm掘り、8mmのタップを立てます。
言うまでもありませんが、真似する人は自己責任で。
フロントフォーククランプとダンパーをボルト留めします。
フォーククランプは56mmを使用しました。
フォークのアウターチューブがテーパーになっているので、うまく収まる位置を探す必要があります。
BUELL XB12SにHOT WIREDオリジナルのステアリングダンパーを装着して試運転をしてみましたので、インプレを記載します。
違いは走り出す瞬間からはっきりわかります!
直進では、どっしりとした安心感のあるハンドリングになり、交差点を曲がる程度のコーナーでも、舵角がピタッと決まって、街乗りがすごく楽になりました。
交差点を曲がるたびにストレスだったので、ものすごく嬉しい!
ワインディングなどでは、微妙な舵角でも安定感が出て、ラインをピタッと狙える様になり、コーナー中にギャップを越えるたびに暴れて怖かったハンドルも落ち着いて、安心してコーナリングを楽しめるようになりました。v(^^)v
ダイヤルで簡単に微調整できるので、走行条件やその時の好みで微調整が簡単でとても良い。
ステダンの向きや取付位置を工夫しないと、フルボトムでフェンダーに当たるかも。
(Sの場合なので、SS,STT,XT,Xなどは余裕と思いますが、一番ステダンが欲しいScgは要工夫ですね。)
ついでに、1セット余分に作りましたので、本気で欲しい人はご相談ください。(^^)
色々試行錯誤の結果、最終的にはこのような取付方法になりました。
要するにフォーククランプの位置とダンパーのロッドの高さを調整するためにカラーを挟んだわけです。
ボールジョイント部にOリングを挟んでみましたが、簡単に潰れて意味ないみたいです。
まあ、個体差が大きいビューエルですし、そもそもフォークの太さも長さもモデルによって色々ありますので、現物あわせするしかないかなと。
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