カーオーディオのパワーアンプのゲイン調整方法

パワーアンプのゲイン調整 の問い合わせや,セッティングのご依頼が非常に多いので,パワーアンプ単体でもゲイン調整ができる様に,設備を増設しました。(^^)

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今までは,車載状態で、なおかつオーディオシステムが動作している状態でないと、パワーアンプのゲイン調整はできなかったのですが,

これで,パワーアンプ単体で持込んでいただいても,最適なゲインの調整をする事ができます。

パワーアンプ単体でのゲイン調整料金:15000円〜(税別)

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アンプのゲイン調整の目的は,ソースユニットからの信号の電圧に合わせて,最適なゲインのセッティングをしたいわけですが,

要するに,信号が歪み始める直前までゲインを上げたいわけです。(つまりそのアンプのフルパワーを使いたいわけです。)

が,

上げすぎて信号が歪むと台無しなので,オシロスコープで測定して調整します。th_IMG_1258

パワーアンプのゲイン調整のノブは,たいていみんな小さくて,精密ドライバーでほんのちょっとノブを回しただけで,大きく変化して歪んでしまうので,オシロスコープの表示を見ながらやっても結構繊細な作業なんです。

 

フロントとリアまたは,左右のゲインを1/1000ボルト単位でそろえる事ができます。

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もちろん,4チャンネルアンプで,ブリッジで2CH.で使用している場合は,左右別々のゲイン調整になりますし,4CH.アンプをミッドとツイーターなどへマルチでつないで使用しているシステムの場合は,この地味な調整は必須です。

ここをヤマ感でやってしまっていると,左右の音量を均等にする事すらも不可能な、残念な自作オーディオシステムになってしまいます。
その後のプロセッサーでいくら調整をがんばっても,無理なのです。
アンプの各チャンネルで音量/GEINが狂っていると、タイムアライメントも正しく調整できません。

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次のお客様に取り付ける,

MERCURY CAR AUDIO の新型パワーアンプ,MGR-495MGR-1200 も、テストベンチでダミーロードをかけてゲイン調整をしておきます。

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電源が入ると,プレートのMERCURY ロゴが白く光ってカッコいい。

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全くひずみのない、クリーンな音楽信号かつ、アンプが最大出力を発生する回転数にゲイン調整します。

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MERUCURY MGR-495、

4CH.チャンネルアンプの,ディストーションなしの最大出力は,20.7V。

4チャンネルの各出力のばらつきもない。

50000円のパワーアンプとしては、かなり優秀です。(^^)th_IMG_1257

これでフルボリュームでガンガン音楽かけても歪まないカーオーディオの完成です。

大音量なのに静かなオーディオ。 

正しくゲイン調整されたカーオーディオは、フルボリュームでガンガンに鳴らしても壊れません。

 

 

 

 

そして,こちら!
DIYでゲイン調整をやってみたいが,「オシロスコープまでは用意できない」って方にお勧めの,ディストーション ディテクター。

その名の通り,「歪み発見器」です。

¥42000ー(税別)

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使い方は簡単,ゲインを上げていって,信号が歪み始めると,ランプが点灯して教えてくれます。

これがあれば,とりあえず「音楽信号の歪んでいないオーディオシステム」の調整はできます。

ホットワイヤードで販売しています。(取り寄せ)

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HOT WIREDのデモカー E46 BMW 318i ツーリング

ホットワイヤードの最新のデモカーの、E46 BMW 318i ツーリング を紹介させて頂きます。

2013年10月20日に,東京お台場で開催された,EMMA JAPAN FINAL 2013 の、MASTERクラス(搭載しているオーディオ機材の合計金額が無制限のクラス)で優勝しました。
(実は合計金額的には,下のクラスに分類されるのですが,2階級飛び越えて参戦しました。)

 

 

システムの主役は,FLUXの最上級モデルの3WAYスピーカーとMERCURYのパワーアンプ。

相性が抜群に良くて,海外のサウンドコンテストでは定番となっている必勝コンビをメインに,GROUND ZEROのサブウーハーを使用しました。 

この BMW 318i は,本来は私個人の毎日の通勤の足として、楽に気を使わずに運転できる小さくてかわいいクルマと言う理由で購入したものなのですが,私が IASCAとEMMAという国際基準のカーオーディオのコンテストのヘッドジャッジの資格を取得したことをきっかけに,いわゆるハイファイ系の音質コンテストに参加するためのコンペカーを作ることになってしまいました。

2013 EMMA JAPAN FINALの様子はこちら。

 

システムを簡単に説明します。

図に書くとこんな感じです。

e46 システム図 色付 価格有

 

簡単に説明しますと,ヘッドユニットにiPod/iPadなどのポータブルプレーヤーを使用して,デジタルプロセッサーで制御して,4台のアンプでフロント3WAYのスピーカーとサブウーハー1台と言うシンプルなシステムです。

はい、CDプレーヤー無しです。(^^)

 

デモカーを製作するにあたってまず考えたのは, 

いまさらナビヘッドではカスタムとしてはどうにもおもしろくないので,iPad miniをヘッドユニットとして,インパネに埋め込んでみました。 

近い将来,今日本で普及している、いわゆるカーナビ専用機は絶滅して,通信するタイプのカーナビが主流になると思っています。

実は日本では普通のカーナビも、完全なガラパゴス商品で,諸外国ではすでに携帯を接続して通信するものが普通になっていますし,カーナビ自体がアンドロイドで,携帯のように4Gで常時WI-FI接続するタイプも普及してきています。

私個人の生活の中からも,CD、DVDの使用がほとんど無くなっているのも事実です。

CD/DVDに比べれば,音質面で劣るiPodやインターネットラジオですが,やはり便利なものにはかないません。
もう大量にCD/DVDをクルマに積んで、いちいち入れ変えて音楽を聴く様なライフスタイルには戻りにくくなっているのが正直な気持ちです。

加えて,今後は通信系のオーディオやビデオのクオリティーは飛躍的に向上することが予想され,さらには,「ハイレゾ」と呼ばれる,CD/DVDのクオリティーをはるかに超える高音質音源とそれを再生できるポータブルプレーヤーも普及しはじめているので,未来のカーエレが通信型になるのは間違えないでしょう。

とは言え,現状でMP3などの圧縮音源では音が悪いのは事実。
iPod/iPadなどのポータブルオーディオプレーヤーで,ガチのサウンドコンテストに出場したデモカーなど,見たことがない。
もしかしたら、日本では初かもしれない。(^_^;)

一応,EMMA/IASCAの国際ルールでは,iPodなどでのコンテストの参加は可能である。

皆さんが何十万もする高級CDプレーヤーを使用しているのが普通の状況で,コンテスト的には明らかに不利なことは承知の上で,あえて新しいことにチャレンジしてみました。

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ぶっちゃけ,音を出す為だけなら,iPodシャッフルとかだけでも可能なのですが,さすがにインパネにiPodが埋め込まれているだけでは,カッコわるいので、iPadを埋め込むことにしました。(^^)

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見た目もとてもカッコ良く仕上がったので,大満足です。

パネルの表面は,アルミのへアライン調で仕上げてみました。

iPadは、もちろんワンタッチで脱着も可能な作りになっていますが,取り外さなくても,クルマに付けたままでWI-FIで曲の追加やアプリのアップデードなどができるので便利です。

通常のカーナビのように,DVDや地デジは見れませんが,そのかわりにYOUTUBEなどがストリーミングで見放題ですし,ナビはグーグルマップなどを使用すれば,無料ですし,永久に地図のアップデートの必要もありません。

FACEBOOKでもMIXIでも何でもできちゃいます。

デジタル入力2とアナログ入力1で,iPhoneや友達のiPodや携帯も接続できるようにしてありますので,とても便利です。

総合的に,とても使いやすいカーAVシステムができあがりました。(^^)

 

 

今回,iPod/iPadの音をできるだけ良い音で再生する為にちょっと工夫したことは,以下の2点。

①良い音で聴きたい曲は、CDからiTunesにWAV形式で取り込むこと。 これで理論的にはCDと同じクオリティーのオーディオデータと言うことになる。

②iPod/iPadの30ピンドックコネクターおよびライトニングコネクターからの音声データーを,光ケーブルで,プロセッサーに直接デジタル入力する。

と言うことです。

 

下の写真が,iPod/iPadからの音楽データーをTOS-LINKの光ファイバーで出力できる,DIGITAL TRANSPORT。
iPod/iPhoneへの電源供給もできるので,ドックコネクターおよびライトニングコネクターで充電もできる。
iPodからの映像も出力できます。

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別売りのリモコンを使用すれば,インパネにマウントしたiPadやiPhoneをリモコンで操作できるので,さらに便利なのだ!

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そして今回のオーディオシステムの中核をになうのが,このALPINEのデジタルプロセッサー,PKG-H800。

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ALPINE PKG-H800は,とても優秀なプロセッサーで,TOS-LINK型の光デジタル入力を2系統,RCA型のアナログ入力を3系統も装備しており,フロント3WAYとサブウーハーをステレオで制御することがでる、8CH.の出力を装備しており,クロスオーバー,タイムアライメント,31バンドのグラフィックイコライザーなど,サウンドセッティングに必要な機能をすべて装備しています。

それらの音設定は,6種類のセッティングをメモリーできるので,自分専用,IASCA用,EMMA用,その他のコンテスト用など,別々に保存できて瞬時に呼び出せるのが非常に便利。

ノートパソコンで設定する事も可能ですが、付属のコマンダーで運転席からすべての設定ができるのも、最大の利点。

ノートパソコンを車内に持込んで、サウンドセッティングは、実際には非常にやりにくいですし、車内でラップトップを広げている時点で、音響特性に影響が出てしまいます。

コマンダーはマスターボリュームとしても機能しますので,ポータブルプレーヤーのボリュームを探さなくても良いのも便利。

その上,DVDを光入力すれば,DOLBY DIGITAL 5.1CHやDTSのエンコードもできるカーシアターを構築できるサラウンドプロセサーでもあるのです。

 

 

ホットワイヤードのBMWのシステムでは,デジタル入力1に埋込のiPadミニを、デジタル入力2にはiPhoneまたはiPodなどを接続できるようにしてあります。

加えて、アナログ入力には,RCAの外部入力できるようにしてあるので,アップル製以外のポータブルプレーヤーも接続可能です。

 

プロセッサーから出力された音楽信号は,4台のパワーアンプに入力されます。

ツイーター,ミッドレンジ,ミッドベース,サブウーハーにそれぞれ、一台ずつの2CH.アンプを使用しています。

パワーアンプは,まだ日本では未発売の,タイのハイエンドカーオーディオブランド「MERCURY」のK2 です。

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MERCURY CAR AUDIO

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持ってみるとずっしりと重い,75W×2 のA級アンプです。

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一直線に並べてインストールしたことで,とても迫力のあるパワーアンプになりました。

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カーオーディオブランドのマーキュリーは,日本以外のアジア諸国およびヨーロッパでは既に有名なハイエンドカーディオメーカーです。

特に,EMMA や IASCA  での優勝実績が非常に多く,今回日本でもその性能の高さ,音質の高さを証明する形となり,日本国内よりも海外からの反響が圧倒的に大きかったです。(^_^;)

 

そして,最も重要なスピーカーは,ドイツのブランド,FLUXの最上級モデルの3WAYスピーカー、RC361 を採用。

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ツイーターは,Aピラーに埋込。

ミッドレンジは,ドアミラーの裏側あたりに,FRPのエンクロージャーを製作して取付けました。

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ミッドレンジのエンクロージャーのデザインは,今回のデモカー製作で,一番苦労した部分です。

まず,できるだけボックスの容量を大きく確保する為に,さんざん悩んだあげく,流れ星の様な形にして,体積を増やす工夫をしました。(^_^;)

ボックスはFRPで製作されています。

FLUX(フラックス)のスピーカーは、マニュアルもないし,取付けネジさえも付属しないスピーカーで,日本国内ではまったく詳細情報が手に入らないのですが,FLUXのスピーカーを多く使用しているヨーロッパのカーオーディオプロショップからの情報によると,FLUX RC361のミッドレンジを正しく機能させる為には700ccほどの容積のボックスが必要なのです。

見た目は似ていても,中がボックス(エンクロージャー)になっていない状態で取付けてあるクルマを良く見かけますが,それではダメなんですよね。

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ドアを閉じると,ツイーターと角度も位置もピッタリになるように設計されています。th_IMG_8859

 

E46 BMWのドアミラー裏側の純正のトリムは,窓枠全体を囲むように長く大きく繋がっているので,普通に脱着するだけでも非常に大変なトリムなのですが,ミッドレンジのエンクロージャーの製作は,さらに大変でした。

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th_IMG_8805

それ以前に,まずはサイズがそれぞれのスピーカーとピッタリのリングをたくさん削り出さなければいけないので,この辺の作業が地味に大変なのです。

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このように小さくて,ピッタリのサイズのリングを切り出すのはとてもむずかしいのです。
でも,絶対に空気が漏れないようにピッタリで作らなくてはいけないので,重要なパーツなのです。

th_IMG_1511  th_IMG_1530

ツイーターとミッドレンジの取付けの位置や角度は、イメージングやサウンドステージにかかわる非常に重要な要素で,試行錯誤を繰り返しながら,一番良い角度を探して,この位置と角度に決めました。

ここで取付けを失敗していると,あとから調整しきれなくなり,結果的に正しい音を再生することができなくなってしまいます。

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 ツイーターマウントを埋め込んだ,Aピラーは黒のスエードで仕上げました。

ここまでラディカルな形状だと,生地を貼るのは無理なので,普通はやる前に断念するのですが,
今回はチャレンジ。

th_IMG_1555 

なんとかなりました。(^_^;)

th_IMG_1563

 

ドアのミッドベース用スピーカーは,ロシア製のバーチ合板を使用して,強固なバッフルを製作して取付けました。

MDFの10倍以上の値段の木材です。

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樹脂と塗装で防水/密封処理したあとに,ドアの鉄板にボルトナットで,確実に固定。

th_IMG_1473 th_IMG_8429

デッドニングには,ロシア製のSTPとDYNAMAT EXTREMEを使用。th_IMG_8415 

最後に吸音材で全体を覆いました。

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スピーカーのすぐ裏側には,背圧処理の為のディフューザーを使用。

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デッドニングは,ドアだけではなく,クルマ全体の鉄板を制振処理しました。th_IMG_8343 th_IMG_8344 

ドアのアウターバッフルは,ロシアンバーチ合板とFRPで製作しました。
仕上げは黒のスエード。

th_IMG_1712th_IMG_8804 

ドアのスピーカーの取付けに関しても,E46 BMWは異常に大変なのです。

純正のスピーカーは,ドアの鉄板ではなくて,内張りのプラスチックにぶら下がっている様な取付けがされており,さらにドアパネルは湾曲していて,斜め前を向いてしまっているので,ドアの鉄板をカットして,スピーカーを取付けられるように加工したり,新たに防水の為の処理をしたり,スピーカーの取付け角度を変える為に加工をしたりと,大変な作業がたくさん必要なのです。(T_T)

th_IMG_8856    th_IMG_8778 

クルマの中は,物理的条件が限られているので,100%理想通りには行きませんが,できるだけ理想的な取付けを目指します。

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シートの後ろ側に,サブウーハーを取付。

サブウーハーは,GROUND ZEROの、GZSW10SQ。

10インチの2Ωデュアルボイスコイル。定格入力400W。

GROUND ZEROのサブウーハーの中で一番安いモデルで,¥21000ー(税込)と言うお値打ち価格(笑)ですが,実は「音質的にはこのモデルが一番良い」と言う事実は,公表されていませんが,GROUND ZEROの社長から直接聞いた情報です。
型番に,SQとある通り,実は音質コンテストの為に、あとから特別に作ったモデルなのです。

ナチュラルで、正しい低音再生が可能なとても高音質なサブウーハーです。

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アンプ、プロセッサーなどは、リアのカーゴスペースに取り付け。

アンプは,アクリル板のベースに,取付けネジがまったく見えないように取付けをしました。

アクリルが光るとアンプがフローティングしている様に見える取付けのデザインにしました。

th_IMG_9016 

地味にもの凄く大変な取付け方法なので,もう二度とやりたくないです。(>_<)th_IMG_9018

そして,ヒューズとバッテリーのグランドを切断する為のブレーカー。th_IMG_8767th_IMG_8766

こちらがこのクルマの電源系のシステム図。

すべてのユニットは,適切なヒューズで確実に保護されている必要があります。

E46 電源配線

バッテリーは,大型のエキサイドバッテリー,EXIDE MEGA CYCLEを使用。
幅が60センチほどある巨大バッテリーです。

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メインバッテリーから,メインヒューズまでの距離も、「40センチ以内」とルールで決められいます。

このクルマは,35センチ以内にメインヒューズが設置されており,EMMAでもIASCAでもどちらのルールにもの適合しています。

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すべてのケーブル/配線類は確実に保護されている必要があります。

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すべてのケーブルにコルゲートチューブや熱収縮チューブ、スネークスキンなどをかぶせて,確実に保護されています。

th_IMG_1394 th_IMG_1401 

さらに,わかりやすいように,ラベリングをして,IASCAのルールに従って,5インチごとにケーブルクランプで固定しました。

th_IMG_1486th_IMG_1415th_IMG_1421 

すべてのケーブルの先端は、ハンダで確実な終端処理がされています。th_IMG_1617 th_IMG_1619  

シュリンクチューブで保護。

th_IMG_1867 th_IMG_1869 th_IMG_8725

H800 プロセッサーのコントローラーは,マスターボリュームとしても機能しているので,手が届きやすくて,操作のしやすいルーフに埋め込みました。

見やすいように角度を付けて取付けてあります。

バックギアに連動して電動の小型フリップダウンモニターが降りてきて,バックカメラの映像が映し出されます。

th_IMG_1923 

th_IMG_8990   th_IMG_8796 th_IMG_8813th_IMG_8993   th_IMG_8919   th_IMG_8785

 

国際統一規格のカーオーディオのコンテスト、EMMAで優勝したカーオーディオの音を聴いてみたい方は,お気軽にホットワイヤードまでお越し下さい。(^^)

 

 

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カーオーディオのサウンドセッティング(音調整)

カーオーディオのサウンドセッティング(音調整)でご来店頂きました。

トヨタ ランドクルーザー プラド

 

他店でご購入,取付をされたカーオーディオですが,音調整のみのご依頼です。

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パワーアンプは,AUDISONAの5.1。

スピーカーは,FOCAL 130KR。

サブウーハーは,ROCKFORD FOSGATE PUNCH の8インチが一発。

ヘッドユニットは,パイオニアのサイバーナビ。

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今回のサウンドセッティングのメニューは,ヘッドユニット上でできる調整をすることにしました。

サイバーナビに内蔵のプロセッサーで、できる範囲のセッティングをします。

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本来は,ヘッドユニットとパワーアンプのゲイン調整を最初にしておきたいのですが,パワーアンプの取り外しが困難だった為,オーナー様とご相談の上、今回はアンプのゲイン調整はなしにしました。

ゲインの正確な設定には、オシロスコープなどの機械が必要になります。
数値や波形を目で見てセッティングしないと,耳でのセッティングは非常に困難です。
ヘッドユニットやアンプのゲイン調整は,ボリュームとは違い,音が歪む直前の最大出力を計測して,歪まない最大パワーを引き出す作業です。

ナビヘッドでできる調整は,クロスオーバー,タイムアライメント,イコライザーなどです。

聴感上であれこれやる前に,まずは教科書通りのセッティングをして,メモリーします。

HOT WIREDでは,グラフィックイコライザーのセッティングには、リアルタイムアナライザー(RTA)と言う機械を使用します。

th_th_IMG_7948 

運転席にマイクを立てて,調整専用のCDでピンクノイズを再生して,そのクルマの実際の周波数特性と現在の音の状態を計測します。

人間の可聴範囲と言われている,20Hzから20000Hz までを計測/調整します。

低音から高音まで,できるだけフラットに緩やかに減衰していく様な周波数特性を目指してセッティングします。

理想に近いのは,こんな感じ。

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低音から高音までキレイに揃っています。

th_th_th_IMG_7957

良くない例はこんな感じ。
調整しきれないシステムだと,がんばって調整しても,こんなカーブになってしまうことが稀にあります。

th_th_th_IMG_7955

ギザギザに見えるのは,特定の周波数だけ強かったり,音が十分に出ていなかったりすることを意味しています。

ピークとディップと呼びます。

低音が多すぎても,高音が強すぎても,人間には不快な音になります。

th_th_th_IMG_7956 

サイバーナビのイコライザーの設定画面。

12バンドしかないので,あまり細かくはセッティングできませんが,できる限り理想に近づくように調整します。

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実際のお客様の,最初の状態。

中低域の周波数帯に大きなディップがあります。

ドアのスピーカーがうまく鳴っていない状態と言えます。

th_P1160439 

イコライザーを、できるだけ調整した結果が,こんな感じ。

中低域の音の出ていない周波数帯域は、もっと出て欲しいのですが,これが限界。

8インチのウーハーの割には,低域がしっかりあります。

16khと20khの超高域が表示されていないので,超高音の音が出ていないこともわかります。

ツイーターの取付が純正のグリルの中なのが理由かも知れませんが,これが、「音のキラキラ感が無い」と感じる理由かも知れません。

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できる限り調整をした結果,とても大きな音の変化を実感して頂き,音が良くなったと言って頂けましたので,

良かったです。(^^)

調整内容はプリントしてお渡ししましたので,この調整を一応の基準としてメモリーして頂き,オーナーの好みを考慮しながら再調整して行けば良いかと思います。

 

カーオーディオのサウンドセッティング、音調整,ゲイン調整、イコライザー調整、DSP、プロセッサーの音調整などはお気軽にホットワイヤードにご相談ください。

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カーオーディオ DIY 自作派を応援しています! マツダ MPV 音調整

カーオーディオ DIY 自作派を応援しています! 

マツダ MPV 音調整

最近非常に増えている,カーオーディオ自作派(DIY)のユーザーの皆さんからの,サウンドセッティング(音調整)のご依頼です。

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カーオーディオを自分で取り付けしてみたものの,どうにも音の調整がうまく行かなくて,結局グチャグチャになってしまっている方が非常に多いです。

特に高級なオーディや,ややこしいシステム,たくさん調節できるシステムを買えば買うほど,調整がどうにもならなくなってしまいます。

プロでも人間の耳と感だけでは限界がありますから。

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今回のお客様のMPVは、パイオニアのフロント2WAYセパレートスピーカーを,付属のパッシブネットワークを使用しないで,AUDISONの4CH.パワーアンプで,マルチドライブしているシステムです。

パイオニアの付属のネットワークは,小さくて,ただ音を分けているだけ的な物で,見るからに音が良いとはいえそうにないものでした。

実際,無い方が音が良いのでネットワーク無しでツイーターを鳴らしたいとのことでした。

しかし,単純に65W×4CH.アンプを使ってマルチにすると,ミッドとツイーターのパワーの差がありすぎて,それぞれのチャンネルのレベル調整がまず難しいですね。

ネットワークはツイーターの保護回路も兼ねていますので,単純にネットワークを外して65Wで鳴らしたら,ツイーターを壊す可能性もあります。 ってゆーか,たぶん壊れます。
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今回のご依頼は,ナビヘッドの最大出力の測定およびゲイン調整/最大有効ボリュームの測定/設定。

パワーアンプの各チャンネルのゲイン調整。

ツイーターとミッドのレベル調整。

ツイーターの角度調整。

イコライザー調整。

です。

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アンプ一台の調整だけでも,こんなにいっぱいスイッチがありますから,結構大変です。(^_^;)

アンプのゲイン調整は,オシロスコープで波長を見ながら,音が歪む直前の出力に設定します。

th_DSCN0897

 

最近のナビヘッドには、たくさんの調整機能がありますので,こちらも正しく調整するのは意外と手間がかかるのです。

th_DSCN0896

 

グラフィックイコライザーの調整も,リアルタイムアナライザーを使用して,この車両の車内の周波数特性をリアルタイムで測定しながら,最適になるようにセッティングします。

th_DSCN0887調整中。

th_DSCN0893調整後。

 ディップや,ピークが少なくなったのが目で見てわかりますね。

 

オーナー様には,明らかにした音が良くなったとご満足頂けました。

とりあえず今回の設定をメモリーしておいて,自分でいじって行けば良いのではないでしょうか?

今後のDIYライフに参考にして頂ければ幸いです。

 

サブウーハーも無い,フロントスピーカーとアンプ一台だけのシンプルなシステムでも,最低このくらいの調節が必要にないます。

マルチアンプや,3wayシステムを組んでいる方はもっと複雑なサウンドセッティングが必要になります。

 

ゲイン調整や,イコライザー調整,タイムアライメントの設定やヘッドユニットの出力調整など,音調整と言っても色々あるのですが,ホットワイヤードでカーオーディオをお買い上げ/取り付けさせて頂いたお客様には、すべて無料で設定させて頂いております。

なので、実はあまり気づいていないお客様が多いです。(^_^;)

 

自作派の方はもちろん,他店で購入/取り付けされた方でも,サウンドセッティングだけでもお気軽にご相談ください。

ちゃんとセッティングするだけで,スゴく音が良くなってビックリしますよ!(^^)

 

 

 

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カーオーディオ DIY 自作派も応援しています!

本日ご来店のVOXY。

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DIY、いわゆる自作派のお客様です。

今まで,プロショップは行きづらい感じがしていたそうですが,音の調整でどうしようもなくなってご相談にご来店頂きました。

 

いや,しかし,自作と言っても,かなりハイレベルな方です・・・。(汗)

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このピラーなんか,プロ顔負けですよ・・・。

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とりあえず今回ご依頼頂いたのは,サウンドナビの最大出力の設定と,パワーアンプのゲイン調整です。

パイオニアのこのアンプは,4チャンネルで,ゲイン調整のノブが4個も付いているので,それぞれをきちんと調整してあげないと,左右で出力が違うとか,おかしな設定になってしまいます。

ゲイン調整には,主にオシロスコープや電圧計を使用して,最大出力時の実際の電圧も測定します。

これを人間の耳だけを頼りにやるのは,はっきり言って,無理ですね。(笑)

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こちらのサウンドナビは,設定できる項目がイッパーイ!
なのは良いのですが,逆にきちんと設定しないとめちゃくちゃになってしまうのです。

これを人間の耳だけでやるのはかなり無理がありますよ。(笑)

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ボクシーのオーナー様は,当店で計測,測定した数値や,設定した項目をすべてメモしていかれました。(汗)
今後のDIYライフに参考にして頂ければ幸いです。

 

ゲイン調整や,イコライザー調整,タイムアライメントの設定やヘッドユニットの出力調整など,音調整と言っても色々あるのですが,ホットワイヤードでカーオーディオをお買い上げ/取り付けさせて頂いたお客様には、すべて無料で設定させて頂いております。

なので、実はあまり気づいていないお客様も多いです。(^_^;)

 

自作派の方はもちろん,他店で購入/取り付けされた方でも,サウンドセッティングだけでもお気軽にご相談ください。

ちゃんとセッティングするだけで,スゴく音が良くなってビックリしますよ!(^^)

 

 

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HOT WIRED (ホットワイヤード)

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