バイクオリジナル編
ヘッドユニット
音源を再生し、信号に変換する装置のこと。つまり、プレイヤー。再生機器は、ポータブルプレイヤーもデッキもすべてこの名称となる。
バイクでiPodやなどのポータブルプレーヤーを使用して、
エンクロージャー
スピーカーをenclose(=取り込む)こと。
スピーカーからよりよい音を出すためには、スピーカー自体が動かないようしっかり固定し、スピーカーを箱などに入れて囲む必要がある。
スピーカーボックスとも呼ばれる。
スピーカーには「必ず」ボックスが必要で、スピーカーユニット単体を適当に取付けるとまともに音が出ません。
バッフル
スピーカーを取付ける為のベースプレート。スピーカーを確実に取付けて、スピーカー背面に漏れた音が反響して、音の打ち消しあいが起こらないよう、スピーカーコーンと背面を遮断して、
良い音を出す為には非常に重要な部品となる。
最高出力(パワーアンプの出力ワット数)
アンプのスピーカーを動かすパワーのようなもの。
これはあくまでも瞬間的な最高値であって、通常このパワーを使い切って再生しているということはまずない。
実質的には無意味な瞬間的な大きめの数値を表示している商品もあり、数値が大きいアンプよりも他社の数値の小さいアンプの方がパワーがある事もあるなど、
メーカーの違う商品を単純に数値で比較する事はできないので注意。
チャンネル(2CH.アンプ、4CH.アンプなど)
アンプにおける出力信号の数を示す。
結果的に、一台のアンプで流すことのできるスピーカーの数を表している。スピーカーを2つつなぐためには2チャンネル、4つなら4チャンネルのものを選ぶ。
最大入力(スピーカーの入力ワット数)
スピーカーの音の大きさと勘違いしている人が多いので注意。
「ワット」と表示され、スピーカー側への入力可能な信号の最高値。出てくる音の大きさともはは「デシベル」と表示される。
これを超える電力を流すとスピーカーが壊れる可能性があるが、通常は10W程度の出力で再生しているので、そのようなことはほとんどない。
出力の大きなアンプより、性能の悪いアンプによる事故(大音量時に歪んだエネルギーが流れる)の方が多い。
アンプの最大出力と同様に、実質的には無意味な瞬間的な大きめの数値を表示している商品もあり、
数値が大きいスピーカーよりも他社の数値の小さいスピーカーの方がパワーがある事もあるなど、メーカーの違う商品を単純に数値で比較する事はできないので注意。
また、アンプの出力が小さい(非力)なのに、むやみに入力ワット数の多きなスピーカーをつけると、動かしきれずにかえって出てくる音が小さくなってしまうので注意。
コアキシャルスピーカー
ミッドスピーカーのコーン中央に、ツィーターが合体した形状の2ウェイスピーカー。これ一つで高温と中域音の両方を再生でき、一体感のある音が出ると言われている。
取り付けが省スペースで済み、音のばらつきがない。
ミッドスピーカー
中域周波数をカバーするスピーカー。ただ単に「スピーカー」と呼ばれることが多い。
アンプとのキットものになっている商品は、ほとんどがこのスピーカーを採用している。よって、コアキシャルスピーカー採用のキットは少しお得といえる。
ハイパスフィルター
高域の音をよく通し、中低域の音を遮断するフィルタ。
低音がカットされ、音がクリアになる。ミッドスピーカーやツィーターをつなぐ側に装着する。
バイクで小型のスピーカーを使用している場合は必須です。
ハイパスフィルターのないアンプで再生すると、音量を上げたときに音が歪んで、割れてきます。