デッドニング編
デッドニング
広い意味で機器の振動を抑えること。
防振。スピーカーの振動で、カウルがブルブル震えたり、周りのものがノイズを発生させることがある。これを共振しないように処理すること。
ノイズレデューサー
スプレー式のデッドニングアイテム。
タイヤハウスなどに吹き付けるだけでタイヤから来るロードノイズを軽減することができる。
水分や泥などの付着を防ぐ役目も持っているため、アンダーコートとしても使える。
サービスホール
ドアのインナーパネルなどに開けられている穴のこと。
内部のケーブルなどをメンテナンスするときに使うサービス用の穴。しかし音響上はこの穴を通じてドアスピーカーの裏側の音が前に回りこむため、防振材で埋めてしまうケースが多い。
シリコンオフ
両面テープなどで接着するときなどに、表面の油分を脱脂するためのケミカル。
デッドニングの部材を張るときも、ドアパネルなどは十分に脱脂してから貼り付けるとはがれ等が起きにくい。
吸音・拡散
拡散材は、スピーカーの背面とアウターパネルの間に定在波が生まれることなどを避けるため、スピーカーの裏側のアウターパネルに貼り付けることが多い。
音を拡散させることで、スピーカーの能力低下を防ぐ。吸音材はエンクロージャー内に入れて擬似的に容量を大きくする目的などで使われる
防振・制振・防音
スピーカーガ発する音をリスナーにありのまま伝えるため、周辺パーツの振動を抑える処理。
例えばドアパネルが振動すると、それがスピーカーの音をにごられてしまう。
また、車外からの騒音を防ぐ、防音も大切。